ビバ熱帯果実 in 油山

2019年春から福岡 油山で熱帯果実を栽培

ボロホ

 

2021年3月末にシャンティ・ガーデンさんより購入したボロホの実生苗。

ボロホは慈養強壮で有名で、私はそれに興味はなかったが、果実は香りがよく甘味と酸味、若干の苦味がありプルーンのような味わいで美味しいという情報を見て興味が湧いた次第だ。

最適温度が20-28度、生存可能温度15-32度と耐寒性も耐暑性も低いようで、ハウス内の3月末〜4月の朝晩の10度前後、昼間約40度という寒暖差に耐えれずに葉が枯れ落ち、真っ黒になってしまった。根を確認するとまだ生きてるようなのでもうしばらく様子を見る。

ボロホボロホボロホ<2021年5月3日>

やはりハウスでの温度管理が一番難しいのは春先だ。こまめにハウスの窓を開け閉めしなければ1日の寒暖差が激しい。企業農家さんや植物園などであれば、温度センサーで感知してハウスの窓が自動で開閉したり、暖房が点いたり消えたりするのだろうが、流石にそんなシステムハウスを導入する金もないし、サラリーマンで拘束された私に代わって毎日油山の農園(果実農園。主にすもも。その園内に私のハウスを建てた。)に行く父に1日の内に開けたり閉めたりやってくれとも言えない。

なので、このボロホのように生存可能温度15-32度なんて果樹は栽培自体を諦めるべきだが、こういった情報は往々にしてカナリのリスクをとってあったりするので、苗の個体差も含めると実際には10-40度でも生きれる可能性もある。だが、今回はそうでもなさそうだ。とにかく、もうしばらく様子を見よう。

 

残念ながら枯れてしまった。枯死を確認。

f:id:sato_meats_sato:20210726134651j:imagef:id:sato_meats_sato:20210726134647j:image<2021年7月24日>