2020年6月末にメルカリで購入したイエローピタヤの剪定枝達。第1号達に比べると、どれもイメージ通りの細い三角だ。上下分かりにくいがとりあえずトゲが上を向くように挿木してみた。
約1ヶ月後には脇芽が出たり根が伸びたりするので、上から根が伸びたものは上下逆に挿し直した。
<2020年8月2日。2枚目は右は脇芽、左奥は根が出た。根が出たものは上下逆に挿し直す。>
生育旺盛で、どの苗も高さがどんどん高くなり、脇芽も出た。
<2020年8月12日>
<2020年8月16日>
しかしその後、旋律が走る。
私が会社員のため週末しか山に行けないので、平日はそわそわしながら会社の仕事を乗り越えて、やっとの週末が来るとウキウキして山に行く。山のハウスの入り口前にこのイエローピタヤ第2号達を置いており、まず最初に出迎えてくれるのだが、その日、目の前に惨劇が広がっていた。
カラスに遊ばれたのだ。引っこ抜かれ、ズタズタにつつかれ、細切れになるまで切り刻まれていた。
カラスに食べられているのであれば、まだ許せる。生きる為に食べたというなら自然の摂理で仕方ない。しかし、ただただ遊ばれたというのが許せない。
<2020年8月22日>
しかし、済んだ事をくよくよしても仕方がないので、とりあえず全部綺麗に切って挿木した。
それから1ヶ月。カラス被害に遭わなかった苗は伸びて高くなった。カラス被害により細切れになったので挿木していたものは、枯れてはいないが伸びてもいない。
<2020年9月21日>
11月末にハウス第2棟(無加温のビニルハウス)に移した。
<2020年11月22日>
<2021年1月11日>
その後、寒い日が続き、イエローピタヤには無加温ハウスでは厳しかったようだ。先の方から黄ばんで腐っている。黄ばんだ箇所を切って様子を見る。
<2021年2月20日。背景右側はアセロラ第2号、左側は島バナナ第2号達。5年に一度の大寒波を無加温ハウスで乗り切ろうとしている。>
<2021年5月4日>
夏になり一気に急成長している。
<2021年7月24日>
<2021年8月9日>
一気に成長した。前年の冬、ハウス第2棟(無加温)で厳しかったので冬に備えハウス第1棟(加温)に移動した。
<2021年9月23日>
<2021年9月25日>
<2021年10月24日>
<2021年11月23日>
<2022年1月3日>
<2022年3月20日>
<2022年5月5日>
<2022年6月13日>
<2022年7月18日>
上に伸びていたものを、一部、下向きに曲げて固定した。
<2022年8月16日>
残りの上に伸びていたものも、全部(まだ細くて短いのは除く)下向きに曲げて固定した。
<2022年8月17日>
<2022年9月25日>
また上に沢山伸びたので全部下向きに曲げて固定した。
<2022年10月10日>
<2022年11月6日>
<2022年11月28日>
<2022年12月30日>
<2023年2月26日>
<2023年3月21日>
<2023年5月6日>
<2023年6月11日>
<2023年7月17日>
<2023年8月17日>
ついに花芽が付いた。2つ付いているようだ。
<2023年9月3日>
2つの内、1つは枯れて無くなっていた。残った1つをAと名づける。
<2023年9月9日>
そしてよく見ると、あと19個もツボミが付いていた。B〜Tと名づける。
<2023年9月9日。B、C、D、E、F、G、H、 I、J、 K、L、 M、N、O、 P、Q、R、 S、Tの順に。>
更にツボミが9個(U〜AC)新たに付いた。これでこの第2号に現時点で29個ツボミが付いている。
<2023年9月18日。A、B、C、D、E、F、G、H、 I、J、 K、L、 M、N、O、 P、Q、R、 S、T、U、V、W、X、Y、Z、AA、AB、ACの順に。>
一番肥大が早いPが開花しそうになっている。
<2023年9月23日>
Tが黄ばんで来た。枯れかけているのだろう。「野菜うまし」をかけ過ぎたかもかもしれない。
<2023年9月24日>
父からPが開花した、と画像が来た。もの凄い迫力だ。
<2023年10月6日>
翌日、油山に行って確認するとPは既に萎れていた。しかし、他のツボミ達ももうすぐ開花しそうだ。
<2023年10月7日>
D、E、J、N、Tがツボミのまま枯れてしまった。Nはもう下に落ちていた。更にYは黄ばんで枯れそうに見えるが、9月18日の時点でやや黄ばんでいてそのまま肥大しているのでもしかするとこのまま開花までいくかもしれない。新たに2つツボミが付いていた。AD、AEと名付ける。
<2023年10月9日。全体の様子、A、B、C、D、E、F、G、H、 I、J、 K、L、 M、Nが付いていた跡、落ちていたN、O、花を切り落としたP、Q、R、 S、T、U、V、W、X、Y、Z、AA、AB、AC、AD、AEの順に。>
父からLが開花した、と画像が来た。
<2023年10月13日>
翌日10月14日に油山農園に行くとLは既に萎れていた。しかしBとGが明日にも咲きそうだ。1つ認識できていなかったツボミが落ちていた。
<2023年10月14日。L、B、G、認識できていなかった落ちたツボミの順に。>
翌日、油山農園に行くとBとGが咲いていた。オシベにもの凄い量の花粉があったので、指でメシベにペタペタ付けた。
<2023年10月15日。B。>
<2023年10月15日。G。>
なぜかUが開花前に萎れてしまった。Uの翌日ぐらいに咲きそうだったVは明日咲きそうだ。
<2023年10月15日。萎れたUと明日咲きそうなV。>
Vは翌日10月16日に咲いた。そして更に10月18日にはAと Kが咲いたと、父が画像を送ってくれた。
<2023年10月18日。A、Kの順に。>
更に10月18日にはCが咲いたと、父が画像を送ってくれた。
<2023年10月20日>
10月21日の朝、油山農園に行くとHとMとXの3つが咲いていた。黄色くなっていたYが落ちてしまっていたのだが、10月15日時点のUに加えて新たに7つが咲かずに黄色くなっているのでそれらもダメだろう。現時点で、無事に咲いたのは11個、まだ緑色のツボミが6個ある。
<2023年10月21日。全体の様子、A、B、C、F、G、H、 I、K、L、 M、O、P、Q、R、 S、W、X、Z、AA、AB、AC、ADの順に。>
<2023年10月22日。U、V、AEの順に。>
10月23日にはABが咲いたと、父が画像を送ってくれた。
<2023年10月23日>
10月25日にはFが咲いたと、父が画像を送ってくれた。
<2023年10月25日>
10月26日にはOとWが咲いたと、父が画像を送ってくれた。
<2023年10月26日。O、Wの順に。>
10月27日に油山農園に行くと、AB、F、O、Wが咲き終えて萎れていたが、加えてRが萎れかけていた。26日の夜に咲いたのだろう。一番最初に開花したPが黄色くなってしまった。これはもうダメだ。受粉できていなかったのだろうか。
<2023年10月27日。AB、F、O、W、R、Pの順に。>
黄色くなっていたPは落ちてしまっていた。Vも黄色くなって落ちてしまった。咲かずに黄色くなっていたI、Q、S、Z、AA、ACも落ちていた。AEは遅すぎたのだろう。これも肥大せず落ちていた。
更にA、C、 Kも黄色くなり、Wは黄緑色になっている。Wはまだ分からないが、A、C、Iはもうダメだろう。
<2023年11月11日。A、B、C、F、G、H、K、L、M、O、R、V、W、X、AB、ADの順に。>
AEは落ちていた。
<2023年11月18日>
肥大しそうなものは残り7つ(B、G、H、L、M、X、AB)になってしまった。
<2023年11月25日。A、B、C、F、G、H、K、L、M、O、R、W、X、ABの順に。>
Xが黄色くなってしまった。
<2023年12月3日>
Hは落ちてしまった。またBとABも黄色くなってもうダメっぽい。G、L、Mも付け根のあたりが黄ばんでいる。寒過ぎて全部ダメかもしれない。
<2023年12月29日。B、G、H、L、M、ABの順に。>
Bが落ちてしまっていた。
<2024年1月2日>
<2024年1月14日。B、G、L、Mの順に。>
とうとうGとLの2つだけが残った。
<2024年2月4日。G、Lの順に。>
特にLが急激に黄ばんだ。熟して黄色くなってきているのではなく腐れ落ちる前兆に見える。
<2024年2月10日。G、Lの順に。>
<2024年2月23日。G、Lの順に。>
Lを収穫して切ってみたがやはりダメだった。Gも同様だろう。
<2024年2月24日>
<2024年2月25日>
<2024年3月2日。G。>
Gをダメ元で収穫し、持ち帰って切ってみた。Lよりはだいぶ良さそうだったので食べてみたらほんのり甘い。少なくとも、普通のドラゴンフルーツよりは甘かった。来年、もっと早い時期にツボミをつけてくれればもっと美味しい果実を収穫できるだろう。楽しみだ。
<2024年3月9日>
<2024年5月3日>
昨年より2ヶ月弱早く花芽が付いた。AFと名付ける。
<2024年7月13日>
1週間でAFがだいぶ大きくなった。よく見ると他にも沢山ツボミが付いていた。AG、AH、AI、AJ、AK、AL、AMと名付ける。
<2024年7月20日。 AF、AG、AH、AI、AJ、AK、AL、AMの順に。>
<2024年7月27日。 AF、AG、AH、AI、AJ、AK、AL、AMの順に。>
<2024年8月4日。 AF、AG、AH、AI、AJ、AK、AL、AMの順に。>
<2024年8月11日。 AF、AG、AH、AI、AJ、AK、AL、AMの順に。>
今にも咲きそうになった。
<2024年8月15日 。AF、AG、AH、AI、AJ、AK、AL、AMの順に。>
AIが8月16日の夜に咲きそうだ。
<2024年8月16日。AI。>
AIを17日の正午12時に見に行くと咲き終えていた。
次はAFとAJが8月17日の夜に咲きそうだ。
<2024年8月17日。AF、AJの順に。>
8月19日の夕方17時過ぎに油山農園に来て早速確認。AFとAJに加え、もう一つAMも8月17日の夜に咲いたようだ。そしてAHが8月18日の夜に咲いたようだ。また、AGが19日の夜に咲きそうだ。
<2024年8月19日。 AF、AJ、AM、AH、AGの順に。>
その日、19時半過ぎ迄 油山農園で作業をやってすっかり暗くなったので、AGを見ると咲きかけていた。人工授粉でもしようとオシベを触ったが花粉が指に付かなかった。まだオシベが開いてないようだ。
<2024年8月19日>
5日後に油山農園に行くと、 KとLも花が終わっていた。
<2024年8月24日。 K、Lの順に。>
AGとALが落ちた。受粉できてなかったようだ。
<2024年9月1日 。AF、AGがとれた跡、落ちたAG、AH、AI、AJ、AK、ALがとれた跡、落ちたAL、AMの順に。>
2023年は9月3日に最初の花芽を見つけたが、今年もほぼ同タイミングで新たな花芽が付き始めた。2つ見つけたので、AN、AOと名付ける。
<2024年9月1日。AN、AOの順に。>
AKも黄色くなってしまったので切り落とした。
<2024年9月3日。AK。>
新しくついたツボミ達は、ANは大きくなってきているが、AOは枯れている。
<2024年9月7日。 AN、AOの順に。>
<2024年9月15日。AF、AH、AI、AJ、AM、ANの順に。>
一斉に大量のツボミが付いた。しかし、例年の経験から、これらは冬の到来前には果実の肥大が間に合わないため花の鑑賞用とする。一つ一つに名前も付けない。
<2024年9月23日>
ANはギリギリ間に合わないだろうが、とりあえず順調だ。
<2024年9月23日>
ANが咲く前に枯れてしまった。
<2024年10月19日>
AHは真っ黄色になって枯れてしまった。他の4つも、どれも、少なからず黄色くなってしまった部分がある。全滅かもしれない。後から一斉に付いた大量のツボミ達に養分をとられているのか?後から付いたツボミは全部落とすべきだったのかもしれない。
<2024年11月9日。AF、AH、AI、AJ、AM、後から一斉に付いた大量のツボミ達の様子、の順に。>
11月17日に見ると、花が1つ終わったばかりで、2つその日の夜に咲きそうだ。
<2024年11月17日>