2020年12月中旬に一正園さんから購入したジャワマンゴスチンの苗。
一正園さんに残っていたジャワマンゴスチンの最後の1本である。
レモンドロップマンゴスチン第1号で述べたように、ずっと大苗の購入を逃し後悔しながらも探し続けていたレモンドロップマンゴスチン。若手の同志が言うにはジャワマンゴスチンは同じ品種ではないかと。
レモンドロップマンゴスチンとジャワマンゴスチン、果実の見た目がそっくりだが違うものだと思っていた。
しかし、もしや?と英語でJava Mangosteen で検索してもあの黄色い果実ではなく、普通のマンゴスチンしか出てこない。ジャワマンゴスチンという名は日本人により名付けられたものだと分かった。
レモンドロップマンゴスチンは南米が原産。あれとそっくりな品種があるとしても、その原産は南米であるはずで、インドネシアのジャワ島には無いはずだ。引続きあれこれ英語のサイトで調べてみたがレモンドロップマンゴスチンに似た方の品種は南米にも無く、結論、日本でジャワマンゴスチンと呼ばれているものはレモンドロップマンゴスチンと同品種と思われる。
なぜジャワマンゴスチンと呼ばれたのか。沖縄に導入された際に、普通のマンゴスチンがマレー半島原産であるのと区別するために、とりあえず闇雲にジャワ(島)マンゴスチンとしたのか?
さて話は戻るが、若手の同志が一正園さんにこの苗がある事を教えてくださり、交渉の末 購入が実現。
これで1年以上モヤモヤした気持ちで続けたレモンドロップマンゴスチンの大苗探しに幕を下ろす。しかも圧巻の幹の太さで大満足。但し、果実を確認するまでレモンドロップマンゴスチンとせず、ジャワマンゴスチンとしてここで管理する。
<2020年12月25日>
<2021年1月11日>
<2021年2月22日>
<2021年5月3日>
<2021年6月26日>
<2021年7月24日>
<2021年8月8日>
新葉が展開している。
<2021年8月9日>
<2021年8月15日>
<2021年9月23日>
<2021年9月25日>
ついに!花芽が着いた。これから季節的に寒くなるので結実・肥大に不安があるが、花芽を付けた事が嬉しい。
<2021年10月18日>
よく見ると1つは既に結実しているようだ。花芽は沢山付いている。
<2021年10月24日>
<2021年11月20日>
<2021年11月22日>
<2021年11月23日>
<2021年12月29日>
やらかしてしまった。果実の付け根に付いていたカイガラムシを退治しようとフマキラーの「カダンセーフ」をスプレーしていたが、後日見てもまだ生き残っていたので住友化学園芸の「ベニカベジフルスプレー」を追いスプレーしていた。普段からこの2つを使い分けており、植物の丈夫な部分にはベニカベジフルスプレー、デリケートな部分にはカダンセーフを使うと決めていた。なのに、時間的な焦りか面倒臭さか、そういった邪念により、ついつい果実にベニカベジフルスプレーを吹きかけたのだった。
結果。。。
<2022年1月3日>
ガーン、、、、
そのまま枯れてしまった。
<2022年1月13日>
<2022年3月19日>
<2022年5月2日>
<2022年6月13日>
いくつか果実が付いたが、またカイガラムシが集っていたので、今度は新アイテムの「野菜うまし」(アースガーデン)をスプレーした。
<2022年7月16日>
「野菜うまし」はカイガラムシに対して結構効く。住友化学園芸の「ベニカベジフルスプレー」よりも効果が高い気がする。しかし「野菜うまし」を新芽、花芽、幼果などのデリケートな部分にスプレーした事がなく、理論的には「効果が高い=薬害が出る」だが、ものは試し。とスプレーしたわけだが、4つの幼果の内、2つはシワシワになっているようだ。やはり薬害が出ている。残り2つは2日後時点では変化無いが、2022年始のこのジャワマンゴスチン 第2号の記事を振り返ると、これから黄ばんでくる可能性大だ。
<2022年7月18日>
<2022年8月7日>
<2022年8月12日>
<2022年8月16日>
1つ裂果してしまった。雨が長らく降らず、急に土砂降りのように降ったのだが、鉢を窓際に置いていたから雨が入り込んだか。
<2022年8月18日>
<2022年8月20日>
裂果した方はカラカラに干からびてしまったが、もう一方は順調に色付いてきた。
<2022年9月23日>
<2022年9月24日。裂果し干からびた果実。>
また新しく3つ花芽(A、B、C)が付いた。
<2022年9月24日。A、B、Cの順に。>
ついに収穫した。1つしかなかったので、父に食べてもらう。
<2022年9月25日>
母が食べたそうだが、「感想は酸っぱかった。食べるとこがなかった。」との事。忖度ない意見だ。
Aの花芽が咲いている。新たにDの花芽が付いた。
<2022年10月8日。A、D、Bの順に。>
<2022年10月10日。C。>
<2022年10月10日>
1か月が経ったが、AとBは見当たらなかった。落ちたのか探しきれなかったのか。CとDは咲き終えていた。
<2022年11月6日。全体、C、Dの順に。>
Dは枯れてしまい、Cだけが残った。
<2022年11月27日。全体、C、Dの順に。>
結局Cも落果したのか見当たらなかった。
<2022年12月30日>
<2023年2月26日>
新しい花芽が付いた。
<2023年3月19日>
前回3月21日にストーブを撤去し、リセットしておいた加温のハウス第1棟の温度計が、最低気温4度を記録していた。ストーブの撤去がやや早すぎて寒い思いをさせてしまった。
付いていた花芽は全部枯れてしまっていた。
<2023年5月6日>
<2023年6月11日>
一気に展開。幼果が3つ、枯れかけているもの含め花が8つ、そしてツボミが8つ付いている。
<2023年7月15日>
<2023年7月16日>
結局、2つの果実だけが順調に肥大している。
<2023年8月17日>
1つは黄色く色付いた。
<2023年9月9日>
黄色く色付いた方は9月12日に父に収穫してもらったら、まだ下側あたりは緑色だったので追熟するかと思って常温で4日置いていたら黄色くなるより先にシワがれてきたので追熟しないと判断し、母に食べてもらうと、「酸っぱい。甘味がない。」との事。やはり収穫が早すぎたようだ。
その日、もう1つの果実が完熟したので、いつも手伝いに来てくれる友人に収穫させ食べさせた。
<2023年9月16日>
事前に私がインプットしてしまったので、「まさにレモンキャンディ味だ。」との事。食べて感想聞くまで何も言わないでおけばよかった。
<2023年10月9日>
<2023年12月30日>
大量の花芽が付いた。
<2024年1月14日>
花芽のいくつかは寒さで枯れてしまった。
<2024年2月3日>
<2024年2月25日>
花芽が付いては枯れ、付いては枯れ、を繰り返しているが、現時点で20個ほど付いている。
<2024年2月25日>
<2024年4月6日。最後の画像はピントが合っていなかった。>
翌日また新しい花が咲いた。前日にピントが合っていなかった画像も撮り直した。
<2024年4月7日>