2020年3月月初にとある方からご好意で頂いた島バナナの苗。
バナナの苗は、やはりトロピカル感が押し寄せる。
幹の根元の表面の茶色くボロボロになった皮を剥ぐと、ロウでも塗ったかのようにツルツルとした表面が出てくる。
<2020年3月22日>
頂いた3月月初から5月末になっても成長が見られず心配したが、ちょうど3ヵ月経った6月に入って葉が広がった。
<2020年6月6日>
<2020年6月14日>
<2020年6月19日>
せっかく元気になったのにカラスにイタズラされた。土を掘り根っこで遊び、茎?をズタズタにされた。大丈夫かな。くっそ〜、カラスめ〜。。。
<2020年6月27日>
さすがバナナ、カラスのイタズラなんのその、次から次へと新葉を繰り出し、あっという間に復活した。
<2020年7月5日>
<2020年7月24日>
<2020年8月2日>
脇から子株(子株A)がでてきた。
<2020年8月7日>
<2020年8月12日>
<2020年8月23日>
台風で広がっていた葉が折れたが、中から元気な新しい葉が上に伸びてきた。(その奥に支柱が付いているのはライチバナナ。)
<2020年9月20日>
11月末にハウスに入れた。
<2020年11月22日>
<2021年2月22日>
<2021年5月3日>
1年前から出ていた子株Aが突如枯れ、新たに2つの子株(子株Bと子株C)が出てきた。
<2021年7月24日。子株は画像上側がB、下側がC。>
子株Bと子株Cがかなり成長した。
<2021年8月7日。子株は画像上側がB、下側がC。>
<2021年8月9日>
ハウスの高さが足りず新葉がハウス内で展開できずに頭打ちになっていたので外に出した。台風対策に金属杭を地面に打込んでマイカー線で固定した。
<2021年8月15日>
台風でやはり倒れてしまった。支柱で突張ったのとは逆に風が吹いたようだ。慌てて起こすと、子株Bと子株Cがかなり大きくなっているのに気づいた。
<2021年9月18日。子株は画像左側がB、右側がC。>
また新たな子株(子株D)が出てきた。
<2021年9月25日>
<2021年10月24日>
寒くなってきたのでハウス第1棟に入れるために2mぐらいのところで切った。復活できるか不安。
<2021年10月24日>
無事に葉が伸びてきた。
<2021年11月20日>
<2021年12月31日>
<2022年3月2日>
<2022年3月20日>
露地植えして、子株Bと子株Cは鉢にそれぞれ分けた。子株Dは親株と一緒に露地に植えたら土の中に埋まってしまった。
<2022年5月2日。子株は画像左側がB、右側がC。>
露地植えした際に土の中に埋まってしまった子株Dはグングンと伸び、更に新しい小さい子株(E)が出てきた。子株Bと子株Cはそれぞれ鉢に植え替えていたが、かなり大きくなり、もう子株と呼べないようなサイズになった。
<2022年6月12日。親株の全身、子株DとE、子株B、子株Cの順に。>
子株Dも子株Eも更に大きくなったが、問題はそもそもの親株。全く元気にならない。
<2022年7月17日。親株と子株Dと子株E、子株B、子株Cの順に。>
5月に子株Bと子株Cの株分けを2本同時にしたせいか、親株がなかなか元気にならなかったが、ようやく復活しつつある。露地の子株Dはかなり大きくなったが、今株分けすると親株が危ないので1ヶ月後にしよう。
<2022年8月17日。親株と子株Dと子株E、子株B、子株Cの順に。>
台風11号が福岡を直撃。子株Bと子株Cの鉢は倒れたので起こした。露地植えした親株は葉は根本から折れたが幹は大丈夫だった。
<2022年9月6日>
なかなか元気にならなかった親株がようやく復活しつつある、と1ヶ月前に書いていたが、驚く事に、親株が脱皮をしたかのように、中からサイズダウンした勢いのある幹が出てきて復活した。しかし、子株Dより細くなってしまった。来る冬は、この子株Dと親株の2本を露地で越冬させる。子株Eは鉢に植替えてハウスに入れる。
<2022年9月25日>
子株Bから2本の孫株(孫株Aと孫株B)が、子株Cから1つの孫株(孫株C)が出てこようとしている。
<2022年9月25日。子株B、孫株A(右)とB(左)、子株C、孫株Cの順に。>
子株Eを鉢に植替えてハウスに入れた。子株Dと親株の2本は露地で越冬させる為、残した。
<2022年10月8日。親株と子株Dと子株E、子株Eの株分けの様子3枚。>
<2022年10月8日。子株B、孫株Aとハラビロカマキリ、孫株B、子株Cの順に。>
<2022年10月10日。露地で越冬させる親株と子株D、孫株Cの順に。>
<2022年11月6日。親株と子株D、子株B、子株C、子株E、孫株A、孫株B、孫株Cの順に。>
露地に残した親株と子株Dの越冬準備をした。3mののぼり棒を使って、2本を囲んだ。もう少し寒くなって不織布をこの上部と周りに巻きつける。
<2022年11月28日。親株と子株D、子株B、子株C、子株E、孫株A、孫株B、孫株Cの順に。>
11月末まで暖かかったのに、12月に急激に冷え込み、寒波が来た為、露地に残した親株と子株Dの上に父が透明の大きなビニル袋を被せ、その下の部分に不織布を巻いてくれていた。おかげさまで持ち堪えている。
<2022年12月29日>
<2022年12月30日。子株B、子株C、子株E、孫株A、孫株B、孫株Cの順に。>
露地植えした親株と子株Dは、10年に1度の大寒波と言われる寒波で、その後枯れ込んでしまった。もうダメっぽいが様子を見る。
<2023年2月26日。親株と子株D、子株B、子株C、子株E、孫株A、孫株B、孫株Cの順に。>
春めいたので、露地に残した親株と子株Dの上に被せていた透明の大きなビニル袋と、その下に巻いた不織布を外して様子を確認した。子株Dは完全に枯れていた。親株は地面より少し高い位置でやや緑色の部分が出て来た。少なくとも根は生きているかもしれない。そうすればこの親株自体はダメでも新たな子株が出てくる可能性はある。
<2023年3月19日。親株(左)と子株D(右)。>
<2023年3月19日。親株の断面。>
<2023年3月19日。子株Dの断面。>
<2023年3月19日。子株B、子株E、孫株A、孫株Bの順に。>
<2023年3月21日。子株C、孫株Cの順に。>
<2023年4月30日。親株(左)と子株D(右)。>
5月5日は弱めの台風ぐらい風が強い日で、子株Eがポキッと折れてしまった。
<2023年5月5日>
子株B、子株 C、子株E、孫株A、孫株B、孫株Cを露地植えした。孫株Bと孫株Cは土に埋もれてしまった。
<2023年5月7日。左手前が子株C、左奥が親株の切株とほぼ見えない子株D、中央奥が子株Bと孫株A、右側に子株E。孫株Bは子株Bの側に、孫株Cは子株Cの側に埋もれてしまった。>
<2023年5月7日。子株E。>
親株は根も生きていないようで子株も出なかった。子株Dも同じく。子株Eは枯れが進行してきている。5月に露地植えした際に土に埋もれてしまった孫株Cは無事頭を出した。
<2023年6月10日。親株(奥)と子株D(手前)。>
<2023年6月10日。子株C。>
<2023年6月10日。子株Bと孫株A。>
<2023年6月10日。子株E。>
<2023年6月10日。孫株C。>
<2023年7月17日。子株C、子株B、子株Eの順に。>
5月に露地植えした際に土に埋もれてしまった孫株Bも無事頭を出した。
<2023年7月17日。子株Bを挟んで左側が孫株A、右側が孫株B。>
<2023年7月17日。孫株C。>
子株Cの周りに、6月に頭を出した孫株Cに加え、孫株D、孫株E、孫株Fが新たに出てきた。
<2023年8月20日>
<2023年8月20日。孫株C。>
<2023年8月20日。孫株D。>
<2023年8月20日。孫株E。>
<2023年8月20日。孫株F。>
子株Bの周りに、孫株Aと孫株Bに加え、孫株Gが新たに出てきた。
<2023年8月20日。真ん中の大きな子株Bの右側に孫株A、左側に孫株Bが見えている。>
<2023年8月20日。孫株A。>
<2023年8月20日。孫株B。>
<2023年8月20日。孫株G。>
<2023年8月20日。子株E。>
子株Bの近くからまた新しい孫株Hが出てきた。
<2023年9月9日。子株C、孫株Cと孫株Dと孫株Eと孫株F、の順に。>
<2023年9月9日。子株B、孫株Aと孫株Bと孫株G(左手前)と孫株H(右端)、の順に。>
<2023年9月9日。子株E。>
子株Bの近くからまた新しい孫株 Iと孫株Jが出てきた。そしてついに子株Eの近くからも孫株Kが出てきた。
<2023年9月24日。画面中央下(孫株Gの右下)に小さく頭を出しているのが孫株I。>
<2023年9月24日。孫株J。>
<2023年9月24日。子株Cとその周りの孫株C、孫株D、孫株E、孫株F。>
<2023年9月24日。子株Eとその近くから出てきた孫株K。>
9月中旬にあげた肥料があたったのか、子株Bが枯れてきている。しかし同時に子株Bの近くからまた新しい孫株Lが出てきた。
<2023年10月14日。1枚目は子株Bが枯れている様子、2枚目は孫株L、3枚目は孫株Lが画面下側の真ん中少し左に見える、4枚目は子株B周辺の様子。>
<2023年10月14日。子株C周辺の様子。>
<2023年10月14日。子株E周辺の様子。>
冬仕度として、子株Cの周りから出ている孫株C、孫株D、孫株E、孫株Fの4本を株分けして、加温のハウス第1棟に入れられるよう鉢に植え替えた。子株Cは大きすぎるのでこのまま露地に残さなければならない。子株Bも同様にこのまま露地に残さなければならないが、その周りから出ている孫株A、孫株B、孫株G、孫株H、孫株 I、孫株J、孫株Lはもう少し子株Bの様子を見て株分け予定。ただ、孫株Aなどあまりに大きいものは露地に残さなければならないかもしれない。子株Eとその周りから出ている孫株 Kはもう少し日を置いて鉢に植え替える予定。
<2023年10月15日。株分けした4本。>
4本を株分けした10月15日の約2週間後の10月27日に、まずは孫株B、次に孫株Gを株分けした。
<2023年10月27日>
翌日10月28日に、まずは孫株Aと孫株Hを切り離さずセットで株分けして鉢に植え替えた。その後、子株Bは枯れ込んでいるので低い位置で切った。子株Bの周りに残った孫株 I、孫株J、孫株Lはもう少し大きくなってから株分け予定。
<2023年10月28日>
次に子株Eと孫株Kを切り離さずセットで株分けして鉢に植え替えた。
<2023年10月28日>
子株Cも鉢に植え替えたい。
<2023年10月28日>
更にその翌日10月29日に、子株Cも植え替えた。新たに孫株になりそうなツノが出ていた。
<2023年10月29日>
孫株I、孫株J、孫株Lを植え替えた。
<2023年12月3日。真ん中の大きな子株Bを囲んで、左下が孫株I、右上が孫株J、右下が孫株L。>
<2023年12月3日。孫株I。>
<2023年12月3日。孫株J。>
<2023年12月3日。孫株L。>
<2023年12月10日。子株B。>
子株Bを地面スレスレまで切ってみたが、枯れていた。根が生きていればまだまだ孫株が出てきそうだが分からない。
<2023年12月23日。子株B。>
植替えた子株Cと孫株A〜Lは全部大丈夫そうだ。孫株Dが危なげだったが、切ってみるとまだ大丈夫だった。
<2024年1月3日。子株C、孫株A、孫株B、孫株C、孫株D、孫株Dの断面、孫株E、孫株F、孫株G、孫株H、孫株I、孫株J、孫株K、孫株Lの順に。>
<2024年2月24日。子株C。>
<2024年2月24日。孫株A、孫株B、孫株Cの順に。>
孫株Dはやはり調子が悪い。掘って根を見てみると、株分けの際に大事な部分がほとんど残っていなかったようだ。ダメ元で埋め直した。
<2024年2月24日。孫株D。>
<2024年2月24日。孫株E、孫株F、孫株G、孫株H、孫株I、孫株J、孫株Kの順に。>
孫株Lは枯死してしまった。
<2024年2月24日。孫株L。>
孫株Dも枯死してしまった。
<2024年4月21日。孫株D。>
子株Cと、子株Eと孫株Kのセット、孫株Aと孫株Hのセットを露地植えした。
<2024年5月6日。子株C、子株E、孫株A、孫株H、孫株Kの順に。>
<2024年6月9日。孫株H、孫株Jの順に。>
孫株Bと孫株Cを露地植えした。
<2024年6月14日。孫株B、孫株Cの順に。>
孫株Gが元気になり鉢から根が出ていたので露地植えした。
<2024年6月16日。孫株G。>
ついに子株Cからツボミが出てきた。
<2024年7月6日。子株C、孫株E、孫株F、孫株I、孫株Jの順に。>
子株Cのツボミがあらわになったが、細すぎる。これだと2-3段がいいとこだろう。残念。
<2024年7月13日>
<2024年7月15日>
花が展開した。なんと、既に5段展開している。まだ開いていないツボミの部分にも、うっすら6段目の形の影が見えている。島バナナの果実は小ぶりなのでこのようにツボミが細いのが普通なんだろう、とわかった。
<2024年7月20日>
子株Cの脇から新たに孫株が出てきた。孫株Mとする。
<2024年7月21日>
子株Cが6段目以降展開していたが、6段目は2本のみ、残りは果実にはなりきれず、7段目以降は全てなりきれなかった。つまり6段で打止めだ。
<2024年7月27日。6段全体の様子、6段目とそれ以降の様子、残ったツボミの様子、の順に。>
<2024年8月15日。孫株K、孫株Mの順に。>
<2024年8月19日。子株Cの果実、孫株E、孫株F、孫株H、孫株I、孫株Jの順に。>
<2024年8月25日。子株Cの果実。>
8月29日から30日にかけて、台風10号「サンサン」が九州上陸。その前に油山農園に行った8月25日の時点では九州は通らない予報になっていたがその後、通る予報に変わって、いの一番に父(油山農園に毎日いる)に電話し、子株Cに支柱を立ててくれるようお願いした。父は小慣れた感じで4本の竹を切って支柱にして固定してくれた。さすがプロだ。
<2024年8月28日>
おかげで台風に耐えてくれた。
<2024年9月1日>
<2024年9月3日>
子株Eの周りには孫株Kのみが出ていたが、新たに追加で孫株が出てきたので、孫株Nと名付ける。これで子株Eの孫株は2株になった。
<2024年9月3日。子株Eの周りの孫株K(左側)と孫株N(右手前側)の様子、孫株Nにズームイン、の順に。>
<2024年9月15日>
台風21号が九州上陸直前に温帯低気圧に変わった。風は時々もの凄い突風が吹く程度だったが、激しい雨が豪雨の時間帯を含め 2日間降り続き、ハウス第1棟内も浸水した。
<2024年11月2日>
その間中心配したのは子株Cの果実達である。風に対しては父が竹で組んだ支柱があるので心配いらないが、雨で地面がぬかるんでいるほどなので、根が水分を吸い上げ過ぎて、果実が裂果するのではないか、という事だ。小雨になった隙に果実の様子を見ると、案の定パンパンになっていた。
<2024年11月2日>
やむなし。1段目が黄色くなりだしてから収穫したかったが、このまま放っておくと明日には裂果しそうだったので収穫した。果実の房は家に持ち帰り逆さに吊るした。
<2024年11月2日>
11月2日に子株Cの果実を収穫している時に、ん?と気づいたので11月4日に確認。子株Cの周りから新たに2つ孫株が出ていた。それぞれ孫株Oと孫株Pと名付ける。
<2024年11月4日。孫株O(左)と孫株P(右)の様子。>
孫株Aからは曽孫株が4つ出ていた。曽孫株A〜Dと大きい順に名付ける。
<2024年11月4日。1枚目は曽孫株A(奥)と曽孫株C(手前)、2枚目は曽孫株B(奥)と曽孫株D(手前)。>
孫株Gからも曽孫株が出ていたので、曽孫株Eと名付ける。
<2024年11月4日。曽孫株E。>
孫株Cからも曽孫株が4つ出ていたので、曽孫株F〜Hと大きい順に名付ける。
<2024年11月4日。孫株Cの手前側が曽孫株F、右側が曽孫株G、左側が曽孫株H。>
収穫したバナナの房は数日の内に黄色くなった。
<2024年11月5日0時11分>
<2024年11月5日7時44分>
<2024年11月6日7時22分>
<2024年11月7日7時19分>
一番下の段を切って食べてみた。女子達にも食べさせた。パイナップルのような、酸味、甘味とトロピカルな風味が凄い。美味しい。味が濃い。女子達も美味しいと喜んだ。職場の3人の人達にも1人1本ずつしかないがお裾分けして食べてもらったが、皆、美味しかったようで喜んでもらえた。
<2024年11月8日>