ビバ熱帯果実 in 油山

2019年春から福岡 油山で熱帯果実を栽培

ライチバナナ ( ベジタブルバナナ )

 

2020年5月中旬にとある方からご好意で頂いたベジタブルバナナの苗。

画像は、手前左側がとある方から頂いたライチバナナ(ベジタブルバナナ)、奥右側にはハタ種苗店さんから購入したアエアエバナナ。

ライチバナナ ( ベジタブルバナナ )<2020年5月23日>

ライチバナナ ( ベジタブルバナナ )<2020年6月6日>

じつは一緒に果実も一房頂いた。

ライチバナナ ( ベジタブルバナナ )<2020年5月18日>

甘味と酸味のバランスがよく美味しいバナナなのに、ベジタブルバナナって名前がイマイチなので是非新たに名前を考えてみてよ、との事。数日追熟させてから食べると、なんじゃこりゃ~!!激ウマではないか!

確かに甘味と酸味のバランスが絶妙。そこにトロピカルな風味がフワッと来る超上品な味わい。フレンチレストランのコースの最後のデザートで出てもおかしくない程に繊細で上品で驚く美味しさ。

バナナはバナナ、と思っていたところがある自分には衝撃だった。

この気品のあるトロピカルな風味、ん〜、、、、あ!ライチか。ライチの風味に似ている。

という次第だ。

と、自分で命名したので、ここでもライチバナナとタイトルを付けたし、オレンジの名札もそう書こうと思う。

この名前で日本で流行るといいな。「島バナナ」や「アイスクリームバナナ」のように。

ちなみに、このライチバナナを頂いた とある方はライチバナナは2番目に美味しい。やっぱり1番は島バナナ、との事。島バナナの結実にも期待が高まる。

ライチバナナの新芽が腐ったようになり、ヤバいな、、と心配していたら、なんと!脱皮したセミのように新しい本体が横から飛び出てきた。

ライチバナナ ( ベジタブルバナナ )<2020年7月5日。画像右にだらんと垂れているのが腐った新葉、新しい本体が画像左上側に伸びている。>

その後、何もなかったかのように完全復活した。

ライチバナナ ( ベジタブルバナナ )<2020年7月24日>

ライチバナナ ( ベジタブルバナナ )<2020年8月2日>

ライチバナナ ( ベジタブルバナナ )<2020年8月12日>

ライチバナナ ( ベジタブルバナナ )<2020年8月23日>

台風対策で支柱を付けた。

ライチバナナ ( ベジタブルバナナ )<2020年9月20日>

11月末にハウスに入れた。中心部が太いまま上に上がってきている為、ツボミが出てくる兆しだ。

ライチバナナ ( ベジタブルバナナ )
ライチバナナ ( ベジタブルバナナ )<2020年11月22日>

京都府立植物園でライチバナナではないが、バナナのツボミを見た。

ライチバナナ ( ベジタブルバナナ )<2020年12月26日>

ハウス内のライチバナナの話に戻す。

葉が破れているのはハウスに入れる前、屋外で風に当たって破れているのだが、そう考えると、新しい葉が出ていない事がわかる。やはり冬の寒さで成長が止まっているようだ。

ライチバナナ ( ベジタブルバナナ )<2021年1月11日>

ライチバナナ ( ベジタブルバナナ )<2021年2月22日>

ライチバナナ ( ベジタブルバナナ )
ライチバナナ ( ベジタブルバナナ )<2021年5月3日>

f:id:sato_meats_sato:20210726090723j:image<2021年7月24日>

f:id:sato_meats_sato:20210812082546j:imagef:id:sato_meats_sato:20210812082730j:image<2021年8月9日>

ハウスの高さが足りず新葉がハウス内で展開できずに頭打ちになっていたので外に出した。台風対策に金属杭を地面に打込んでマイカー線で固定した。

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f:id:sato_meats_sato:20210816153640j:image<2021年8月15日>

台風でやはり倒れてしまった。支柱で突張ったのとは逆に風が吹いたようだ。慌てて起こすと、子株が出ているのに気づいた。

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f:id:sato_meats_sato:20210920223911j:image<2021年9月18日>

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f:id:sato_meats_sato:20211002045320j:image<2021年9月25日>

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f:id:sato_meats_sato:20211026123229j:image<2021年10月24日>

寒くなってきたのでハウス第1棟に入れるために2mぐらいのところで切った。復活できるか不安。
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f:id:sato_meats_sato:20211026123237j:image<2021年10月24日>

 

京都府立植物園でライチバナナではないが、路地植えされたバナナの果実を見た。寒い京都の冬をハウス無しの路地植えで乗越えるとは相当の耐寒性だが、美味しいのかは分からない。

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f:id:sato_meats_sato:20211114104912j:image<2021年11月6日>

 

ハウスのライチバナナに話を戻す。

無事に葉が伸びて展開した。ただ、ハウスの高さが足りないので葉がぐちゃぐちゃとなっているがやむなし。春になるまでの辛抱。

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f:id:sato_meats_sato:20211121204542j:image<2021年11月20日>

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f:id:sato_meats_sato:20220102223337j:image<2021年12月31日>

f:id:sato_meats_sato:20220302101653j:image<2022年3月2日>

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f:id:sato_meats_sato:20220323071756j:image<2022年3月20日>

露地植えした。

f:id:sato_meats_sato:20220505114450j:image<2022年5月4日>

新葉も展開し、露地に根付いたようだ。

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f:id:sato_meats_sato:20220615174313j:image<2022年6月12日>

露地植えする前からあった子株は立派に成長し、新たにもう1本子株が出て来ている。

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f:id:sato_meats_sato:20220719221517j:image<2022年7月17日>

ついに花芽が付いた。収穫は半年後だろうので防寒対策を考えなければ。

f:id:sato_meats_sato:20220805121359j:image<2022年8月5日>

f:id:sato_meats_sato:20220807095451j:imagef:id:sato_meats_sato:20220807095628j:image<2022年8月7日>

どうやら6段までのようだ。

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f:id:sato_meats_sato:20220813160517j:image<2022年8月12日>

f:id:sato_meats_sato:20220816070035j:image<2022年8月15日>

思いのほか、果実の肥大が急速に進んでいる。この調子でいけば、10月末には収穫できるかもしれない。収穫後に3つの子株を鉢に分けて加温ハウスに入れよう。

f:id:sato_meats_sato:20220818093356j:imagef:id:sato_meats_sato:20220818093747j:image<2022年8月17日>

f:id:sato_meats_sato:20220820150615j:image<2022年8月20日>

台風11号が福岡を直撃。幹の途中から折れてしまい、薄皮だけで繋がっている状態。残念極まりない。コンテナを差し込んで果実を浮かせて、寝たままの状態で様子を見る。

f:id:sato_meats_sato:20220908184721j:image<2022年9月6日>

折れた先に付いていた葉は2枚を残して全部枯れてしまった。残る2枚はおそらく、折れた箇所で依然繋がっている薄皮部分の先に値する葉だろう。折れた箇所を上から覗き込むと、中心部分が芯のようになっている。これが果実と繋がっていた部分か?果実は肥大もしないし、まだ腐ってもない。どうなるやら。それにしても3つの子株の内の1つはかなり太くなって親株同等の大きさになっている。来年に花芽が付くかもしれない。

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f:id:sato_meats_sato:20220923215034j:image<2022年9月23日>

かなり大きくなった、3つの子株の内の2つは、露地植えのままで越冬させる。残り1本の子株は鉢に植替えてハウスに入れよう。

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f:id:sato_meats_sato:20220926200419j:image<2022年9月25日>

果実がいくつか熟している。台風で折れた時に地面と激突した果実は腐って真っ黒になっている。

f:id:sato_meats_sato:20221010130252j:imagef:id:sato_meats_sato:20221010130245j:imagef:id:sato_meats_sato:20221010130249j:image<2022年10月8日>

10月9日に同志が油山農園に見学に来てくださっていたので果実を5つ切り取って、同志と、お手伝いに来てくれていた友人2人と、父と、私の5人で食べてみた。

やはりライチを思わせる風味と爽やかな酸味があるが、台風で折れた時に付いていた果実のなかでも一番未熟で小さい果実だった為か甘味は少し物足りず、最後のお尻辺りを食べると、ややエグみが残る。もう少し追熟させてシュガースポットが出て食べると甘味が増してエグみも取れるだろうが、そこまで追熟できるか不明。

とりあえず幹から房を切り離して紐で吊るした。

その後、親株は低い位置で切った。

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f:id:sato_meats_sato:20221011041623j:image<2022年10月9日>

親株を切ったので、3つの子株の内の一番小さい1つは鉢に植替えてハウスに入れた。残り2つは露地植えのままで越冬させる。
f:id:sato_meats_sato:20221011041627j:image<2022年10月9日>

10月9日の作業が終わって実家に果実の房を持ち帰り、母に食べさせると喜んだ。私ももう一つだけ食べた後、実家の小屋にぶら下げた。

f:id:sato_meats_sato:20221011044607j:image<2022年10月9日>

f:id:sato_meats_sato:20221011041636j:imagef:id:sato_meats_sato:20221011043841j:image<2022年10月10日。鉢に植替えた1本の子株と、露地に残した2本の子株。>

母がその後食べ続け、残るは最後の一段になった、と画像を送ってきた。

f:id:sato_meats_sato:20221024173933j:image<2022年10月21日>

母が言うには、下の方が青臭みもなく美味しいとの事。

その2日後、両親がいる実家を訪ねていた甥っ子からわざわざ「(ライチ)バナナ(とハニーグローパイナップル、)美味しかった」と電話があった。母から後で聞いた話、甥っ子があまりに美味しいと言うもんで、「叔父ちゃんに電話して、そう言ってごらん。喜ぶよ。」と言ったそうだ。甥っ子が全部完食してしまったらしい。露地に残した2本の子株の内の1本は、既に花芽の芯が上の方まで来ていると思われる。(先細りせず上の方まで不自然に太いので。)頑張って防寒対策をして越冬させ、来春に開花・結実を目指そう。モチベーションが上がった。

露地に残した2本の子株の内の1本は、既に花芽の芯が更に上の方まで来ていると思われる。(先細りせず上の方まで不自然に太いので。)来春といわず、1月には開花しそうな勢いだ。タイミングが悪すぎる。

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f:id:sato_meats_sato:20221108103126j:imagef:id:sato_meats_sato:20221108103507j:image<2022年11月6日>

露地に残した2本の子株の内の1本は、とうとう止め葉の1枚前の葉らしきが出てきた。明らかにその前に出ていた葉よりも短い。

f:id:sato_meats_sato:20221203101644j:image<2022年11月26日>

露地に残した2本の子株の越冬準備をした。3mののぼり棒を使って、2本を囲んだ。もう少し寒くなって不織布をこの上部と周りに巻きつける。
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f:id:sato_meats_sato:20221203101956j:image<2022年11月28日>

11月末まで暖かかったのに、12月に急激に冷え込み、寒波が来た為、露地に残した2本の子株の上に父が透明の大きなビニル袋を被せ、その下の部分に不織布を巻いてくれていた。おかげさまで持ち堪えている。

f:id:sato_meats_sato:20221229201535j:image<2022年12月29日>

f:id:sato_meats_sato:20221230091854j:image<2022年12月30日。鉢に植替えていた子株。>

露地に残した2本の子株は、10年に1度の大寒波と言われる寒波で、その後枯れ込んでしまった。根元はまだ緑色っぽいので根はいきているかもしれない。

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f:id:sato_meats_sato:20230303042755j:image<2023年2月26日。露地に残した2本の子株と、鉢に植替えた1本の子株>

春めいたので、露地に残した2本の子株の上に被せていた透明の大きなビニル袋と、その下に巻いた不織布を外して様子を確認した。まず、花芽の芯が上の方まで来ていた方の子株は、上の方の枯れて腐った部分にハサミを入れると、ブカブカの皮の中に、硬い茎のようなものを切る手答えがあった。花芽の芯である。残念。この株は、上の方以外はまだ緑色で生きているが、花芽の芯を切断したのでもう結実は望めないだろう。残る役割として孫株を沢山出してもらおう。

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f:id:sato_meats_sato:20230320094523j:imagef:id:sato_meats_sato:20230320094355j:image<2023年3月19日>

次に、もう一つの露地植えの子株も、上の方の枯れて腐った部分を切り落とした。上の方以外はまだ緑色で生きている。花芽の芯はまだ来ていないが、結構大きい株なので暖かくなるとすぐに花芽をつけそうだ。
f:id:sato_meats_sato:20230320094504j:image<2023年3月19日>

加温のハウス第1棟の中に入れていた子株は新葉も展開し元気だ。
f:id:sato_meats_sato:20230320094424j:image<2023年3月19日>

露地に残した2本の子株はその後、厳しい感じになった。

f:id:sato_meats_sato:20230501124329j:image<2023年4月30日>

加温のハウス第1棟の中に入れていた子株を露地植えした。

f:id:sato_meats_sato:20230508072846j:image<2023年5月7日>

露地に残した2本の子株は残念ながら朽ちてしまったが、なんと驚く事に親株の周囲に6本も子株が出てきた。

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f:id:sato_meats_sato:20230610232137j:image<2023年6月10日>

f:id:sato_meats_sato:20230718114210j:image<2023年7月17日>

更に1本追加で子株が出てきたので、これで新たに出てきた子株が7本になった。

f:id:sato_meats_sato:20230823101657j:image<2023年8月20日。左端が、加温のハウス第1棟の中に入れていた子株、その右に新たに出てきた子株達7本。>

f:id:sato_meats_sato:20230823101653j:image<2023年8月20日。新たに出てきた子株達7本。>

加温のハウス第1棟の中に入れていた子株の周りから孫株が5本出てきた。

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f:id:sato_meats_sato:20230910015941j:image<2023年9月9日>

加温のハウス第1棟の中に入れていた子株の周りから孫株が5本出ていたが、更に1本追加で出てきて孫株が6本になった。この加温のハウス第1棟の中に入れていた子株はもうすぐ止め葉が出そうだ。

f:id:sato_meats_sato:20230925124115j:image<2023年9月24日。真ん中の子株の左後ろ側に新たに出てきた孫株。>

新たに出てきた子株達は7本だったがその周りから2本、孫株が出てきた。

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f:id:sato_meats_sato:20231014230928j:image<2023年10月14日>

更に、加温のハウス第1棟の中に入れていた子株の周りから孫株が6本出ていたが、更に2本追加で出てきて孫株が8本になった。

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f:id:sato_meats_sato:20231014225335j:imagef:id:sato_meats_sato:20231014225322j:image
f:id:sato_meats_sato:20231014225318j:image<2023年10月14日>

冬仕度として、7本の新たに出てきた子株達の内、小さめの4本を株分けして、加温のハウス第1棟に入れられるよう鉢に植え替えた。残った大きめの3本とその周りから出ている孫株2本はもう少し日を置いて株分け予定だが、あまりに大きいものは露地に残さなければならないかもしれない。同様に加温のハウス第1棟の中に入れていた子株は大きすぎるのでこのまま露地に残さなければならないが、その周りから出ている孫株8本はもう少し日を置いて株分け予定だが、あまりに大きいものは露地に残さなければならないかもしれない。

f:id:sato_meats_sato:20231018014506j:image<2023年10月15日。株分けした4本。>

加温のハウス第1棟の中に入れていた子株から止め葉の1つ前の葉らしきが出てきた。幹は上の方まで太い。

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f:id:sato_meats_sato:20231028233511j:image<2023年10月27日>

7本の新たに出てきた子株達の内、小さめの4本を株分けした10月15日から約2週間後の10月28日に、残りの大きめの3本とその周りから出ている孫株2本を鉢に植え替えた。

まずは3本の内でも一番小さめの1本目。鉢は加温のハウス第1棟のスペースも手狭なためなるべく小さめの鉢に入れた。

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f:id:sato_meats_sato:20231028232110j:image<2023年10月28日>

次に2番目に大きいものを植え替えた。
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f:id:sato_meats_sato:20231028232120j:image<2023年10月28日>

最後に一番大きい苗とその周りから出ている孫株2本をそのまま切り離さずにセットで掘り起こして鉢に植え替えた。
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f:id:sato_meats_sato:20231028232115j:image<2023年10月28日>

加温のハウス第1棟の中に入れていた子株の周りから出ている孫株8本は、子株から花芽が出てから株分けをする予定。

加温のハウス第1棟の中に入れていた子株から止め葉が出た。

f:id:sato_meats_sato:20231112060650j:image<2023年11月11日>

加温のハウス第1棟の中に入れていた子株は、止め葉以降、動きが止まってしまったので、周りから出ている孫株8本を株分けした。

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f:id:sato_meats_sato:20231203231300j:image<2023年12月3日>

f:id:sato_meats_sato:20231212075441j:image<2023年12月10日>

昨年の冬、加温のハウス第1棟の中に入れていた子株を唯一、この冬路地で越冬させるが、12月17日から1週間続く寒波で葉も茶色くなりこのままでは枯死しそうになってきているので、防寒対策を施した。まずは下の方の葉を切り落とし、プチプチで何重にも巻いた。その上から麻布テープでグルグル巻きにした。止め葉まで出てしまっているので上の方までしっかりと巻いた。春になって花芽が出てきてくれれば良いが。

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f:id:sato_meats_sato:20231223231331j:image
f:id:sato_meats_sato:20231223231327j:image<2023年12月23日>

2023年10月15日に株分けした子株4本の内の1本が一番状況が怪しかったので切って確認すると、大丈夫そうだった。

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f:id:sato_meats_sato:20240103231904j:image<2024年1月3日>

f:id:sato_meats_sato:20240114223950j:image<2024年1月14日>

まだ元気そうだ。

f:id:sato_meats_sato:20240120205758j:image<2024年1月20日>

1月末に寒波が到来。油山農園の最低気温はマイナス4度まで下がった。唯一露路越冬させているライチバナナの子株の伸びた葉が枯れて折れていたので切り落とした。その時に気づいたのが、麻布テープを縛っていた白紐がキツくなっている事だ。花芽の芯が上がってきているのかもしれない。

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f:id:sato_meats_sato:20240207035006j:image<2024年2月4日>

上部に霜除けとして、4本の葉の付け根の分け目の隙間にも入念に麻布テープを巻いていたのだが、花芽の芯が上がって来た時にそれが塞いでしまってはならないと、翌週末に一旦、巻いていた麻布テープと何重にも巻いていたプチプチを全部外してみた。上の方は枯れて腐っているようだったので切ってみると、断面の中心部にフレッシュな葉がぐるぐる巻きになっているのが見えた。まだ生きているようだし、そして意外にもまだ葉が出ようとしていた。去年11月に止め葉まで出てしまったと思っていたのでまだ葉が出るのか、と驚いた。

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f:id:sato_meats_sato:20240211231651j:image<2024年2月10日>

これから暖かくなってくる。プチプチをまた巻くと中で煮えたようになってしまい、それはそれで腐るので、今度はプチプチを巻かずに、かつ麻布テープも3分の1に使用量を減らして巻き直した。花芽の芯が伸びてこれから太くなりそうな幹の辺りは麻布テープを巻かず、そこより上はアンノナ ルグロサにこの冬使って大活躍した、苗木にすぽっと被せる袋型で口を縛って狭められるもの(アンノナ ルグロサに使ったやつの小さい版)を被せて口をしばって固定した。
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f:id:sato_meats_sato:20240211231648j:image<2024年2月10日>

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f:id:sato_meats_sato:20240310214140j:image<2024年2月24日。2023年10月15日に株分けした4本。1本目、2本目、3本目、3本目を切った断面、4本目の順に。2本目は1月3日にも断面を切って状態を確認した。>

f:id:sato_meats_sato:20240310215425j:image<2024年2月24日。10月28日に植替えた子株3本の内の1本目。>

f:id:sato_meats_sato:20240310215413j:image<2024年2月24日。10月28日に植替えた子株3本の内の2本目。>

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f:id:sato_meats_sato:20240310215421j:image<2024年2月24日。10月28日に植替えた子株3本の内の3本目と、その周りから出ている孫株2本。>

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f:id:sato_meats_sato:20240310220203j:image<2024年2月24日。2023年12月3日に植替えた孫株8本。1本目、2本目、2本目の断面、3本目、4本目、5本目、6本目、7本目、8本目の順に。>

3月中旬に入り、唯一露路越冬させているライチバナナの子株の麻布テープと、すぽっと被せる袋型で口を縛って狭められるものを外した。

f:id:sato_meats_sato:20240320102947j:image<2024年3月16日>

10月28日に植替えた子株3本の内の3本目と、その周りから出てた孫株2本を植えていた鉢から、更に新たに孫株が2本出てきた。

f:id:sato_meats_sato:20240407010909j:image<2024年4月6日。10月28日に植替えた子株3本の内の3本目の根元と、その周りから出ていた孫株2本と、更に新たに出てきた孫株2本。>

唯一露路越冬させたライチバナナの子株は、根元まで枯れてしまっていた。残念。根が生きていれば孫株がまだ出てくるだろう。

f:id:sato_meats_sato:20240424023522j:image<2024年4月7日>