特に目をかけて可愛がっていたサントル第2号が枯死して意気消沈していたところに彗星のごとく現れた サントル ジャイアント エラ の接木苗。World Plants Marketさんから2022年11月中旬に購入。
園芸品種名が、「ジャイアント エラ」のような書かれ方だが、「ジャイアント」が付いて品種登録されているのかは疑問だ。
「エラ(Ela)」という甘味系の園芸品種はある。サントルは酸味が強めの果実のため、その中で甘味系の「エラ」などは、「ジャムなどの加工品ではなく生食で驚く程におしい熱帯果樹を栽培したい」私にとってはまさに栽培したい品種である。
その「エラ」の前に「ジャイアント」が付いているが、英語のインターネットサイトで「ジャイアント エラ」で検索してみても一つも出て来ない。
もしかすると「エラ」の中でも樹木の個体差で特に大玉が付く樹の枝を接木しているという事かもしれない。もしくは、そもそもサントル自体が巨大な果実の為、形容詞的に「ジャイアント(特大の)」を付けてあるだけかもしれない。例えば、国内の青リンゴの代表格である「王林」を「青い王林」と言っているようなものか?
このようにモヤモヤはしているが、World Plants Marketさんが販売されている名前をそのまま受け入れて「 サントル ジャイアント エラ 」と呼ぶ。
届いた サントル ジャイアント エラ の接木苗は鉢上70センチ程ありなかなか立派で、ひょろ長ではあるが、脇芽が沢山出てきている。
<2022年11月17日>
11月25日に大きなポリ袋に入れて新幹線で福岡へ移動し油山に持ち込んだが、その際に根が動いて到着時にしおれてしまっていた。しかし、12月1日に父に様子を確認すると、既に元気になっているそうだ。
<2022年11月28日>
早速厳しい状況になった。やはりサントルは耐寒性がかなり低い。
<2022年12月30日>
どこまで生きているか確認した。ギリギリラインだ。
<2022年12月31日>
もうダメっぽいが引続き様子を見る。
<2023年2月26日>
残念。枯死を確認。
<2023年3月19日>