ビバ熱帯果実 in 油山

2019年春から福岡 油山で熱帯果実を栽培

マニアンヘン 第1号

 

2022年10月中旬にヤフオク!にて購入したマニアンヘンの取木苗。

マニアンヘン<2022年10月17日>

マニアンヘンとはズバリ!ギュウシンリの一種で間違いないだろう。私が2019年に熱帯果樹の苗を買い漁っていた頃に、私の20年来のタイ人の友人にマニアンヘンについて、メイ果樹園だのなんだのと、ネットで集めた情報、画像で詳しく説明し、それを探していると伝えたところ、果実を指して「これはギュウシンリの果実に間違いない。ギュウシンリは一般的な紫品種とは別に黄色品種があって、これは黄色の方だ。味はクリーミーでまあまあ美味しいけど、沢山は食べれない。」と言う。

確かにギュウシンリには、果皮が紫色で果肉は紫というか、赤っぽいものがあるが、日本ではあまり見かけない。ネットで「ギュウシンリ」で画像検索して果肉の断面を探すと大抵は黄色っぽい果肉だが、「Annona reticulata」で検索すると赤っぽい果肉の断面の方が多く表示される。

「マニアンヘン」に近いタイ語を考えてもらったが、思い当たるものは無い、という。

葉の様子を見てもギュウシンリに見えるので、恐らくマニアンヘンはギュウシンリの一種だろうと考える。しかし、果実を収穫し食べてみないことには確証できないので、もし機会があれば苗を購入したいと、ずっと探していた。

この季節に苗を購入すると、こちらの気候に馴染みにくく、冬場に枯死しやすいので本来なら春先に購入したいものだが、珍しい品種などはいつも秋口に売りに出される。恐らく、冬越しさせる為のスペースが無い、もしくは越冬後6月末ぐらいから元気を取り戻して、秋にようやく完全復活した、などが要因だろう。とりあえず冬越しを頑張ってもらおう。

 

到着後、2-3日は葉がどんどん落ちたが、それも止まり安定している。直近数日の、1日の気温の最低が10-12度、最高が21-22度だ。ただ10/26-30で一時的に朝晩冷込み、最低が8-9度まで下がる予報で、その後また13-14度と逆に今より暖かくなるようだ。この10/26-30の朝晩は屋内に取り込むか、甘やかさないか、悩みどころだ。

マニアンヘン<2022年10月24日>

結局一度も屋内に取り込まずバルコニーに出しっぱなしにしたが、なんとか頑張っている。

マニアンヘン<2022年11月8日>

マニアンヘン<2022年11月28日>

マニアンヘン<2022年12月30日>

10年に1度の大寒波と言われる寒波でその後、枯れ込んでしまった。もうダメっぽいが様子を見る。

マニアンヘン<2023年2月26日>

マニアンヘン<2023年3月21日>

残念。枯死を確認。

マニアンヘン<2023年5月2日>