2022年7月下旬に琉宮青果さんより購入したホワイトココの果実。
2022年5月17日に「沖農P19」として品種登録されたホットな新品種である。「ゆがふ」と「ソフトタッチ」を掛け合わせてできた品種だそうだ。
もちろん「ホワイトココ」はブランド名のため、開発元の沖縄の特定農家さんが特定のガイドラインに則って栽培・収穫・選果され、出荷されたものだけがホワイトココを名乗る事ができる訳で、たとえその果実のクラウン(頭の部分)を使って私が栽培してもホワイトココは名乗れない。しかしここでは便宜上、ホワイトココと書く。
どちらかといえば、品種名の「沖農P19」という名で記事を書くべきだろうが、記号っぽくて分かりにくく面白くない。そもそも、園芸品種の果実から種を採取し植えて出て来る芽はその園芸品種を引継がないが、パイナップルのクラウンはその品種を引継ぐのか?が分からないので「沖農P19」と書けるかも怪しい。
クール便で到着。まだ青々としていたので、追熟させる。
<2022年7月26日>
追熟完了。切ってみるとその名の通り果肉は白っぽい。食べてみると、うわっ!!ピニャコラーダ味である。パイナップルとココナッツのマリアージュがなんとも言えない南国リゾート感を頭の中で充満させ、チラッとトリップしそうになる。美味しい。これまで食べた、美味しいと言われたパイナップル達とは遥かにレベルが違う。なんせ、普通のパイナップルとは全然違う。そしてなんといっても繊維質ではなく柔らかい。ジューシーで甘い。甘いというのはシュガー甘いでなくココナッツジュース甘い。いい値段はしたが、これは是非食べてみるべきである。損した気には全くならなかった。満足だ。
早速クラウン部分の葉を何枚か剥いで瓶に水を入れて挿した。
<2022年7月30日>
赤いイボのようなもの(根の元だろう)が出てきたので、土に植えた。
<2022年8月13日>
驚く事に、横から出てきた。
<2022年9月24日>
朝晩の冷え込みで特に脇芽の方が赤茶けてきている。結構寒さに弱いのか?
<2022年10月10日>
<2022年11月6日>
<2022年11月28日>
<2022年12月30日>
<2023年2月27日>
<2023年3月21日>
<2023年5月4日>
<2023年6月10日>
更に反対側から別の脇芽が出てきた。
<2023年7月16日>
<2023年8月20日>
<2023年9月18日>
<2023年10月9日>
<2023年11月26日>
<2023年12月30日>
元々の苗だった真ん中は消失し、脇芽だった2つが残った。
<2024年1月14日>
<2024年2月24日>