2020年3月初旬から中旬にかけてヤフオク! でストロベリーグァバとして購入した苗3本。全部で4本購入したが、1本だけがちゃんとストロベリーグァバで残り3本はこのハイブリッドのイエローストロベリーグァバだった。
なぜハイブリッドといってるかといえば、果皮は黄色で見た目はイエローストロベリーグァバそのものだが、普通のイエローストロベリーグァバよりも果実がかなり大きいからだ。恐らくイエローストロベリーグァバのめしべに他のグァバの花粉が付いてできたハイブリッド果実の種から芽が出たものではないだろうか、と考えている。
果実を確認し、当初はストロベリーグァバとして記事に挙げていたが、「イエローストロベリーグァバ(ハイブリッド) 」という名前で新たに記事を作成して切り分けた。
当初はストロベリーグァバと思っていた為、耐寒性が高いと考え路地植えにした。同時期に別ルートで購入したイエローストロベリーグァバ4本(第1号達)と一緒に、農園内の道沿いに2本ずつ交互に植えた。(当初はストロベリーグァバとして購入した4本をイエローストロベリーグァバと交互に植えたが、結果的には向かって左端だけがストロベリーグァバ、あとの3本がこのイエローストロベリーグァバ (ハイブリッド)だった。)
イエローストロベリーグァバ第1号達に比べると苗の大きさがやや小さく、梅雨時になってもいくつかしか花芽が付かなかった。
<2020年6月28日>
2020年は、まだ苗が小さく、開花はすれど結実には及ばず。
<2020年10月31日>
5年に1度と言われる寒い冬となり、標高の高い農園は-8度を記録したが、全く問題ない様子。新たに花芽まで付けている。凄い耐寒性だ。
<2021年1月10日 >
5月になり、向かって右から1番目が花芽を沢山付けた。
<2021年5月4日。向かって右から1番目。>
<2021年5月4日。向かって右から2番目。>
<2021年5月4日。向かって右から3番目。>
3本とも果実を付けた。
<2021年7月22日>
<2021年8月6日>
<2021年8月15日>
台風により、向かって右から1、2番目が根元から倒れてしまった。
<2021年9月18日。倒れた1、2番目。>
<2021年9月18日。倒れなかった3番目。>
ここにきてストロベリーグァバでない事が確定した。果皮が黄色く、しかし、普通のイエローストロベリーグァバよりも果実がかなり大きい。これがイエローストロベリーグァバ並に美味しいなら、耐寒性もあり実も大きいのでイエローストロベリーグァバに接木して大量生産・大流通させるのも夢ではないかも。
<2021年9月23日。向かって右から1番目。赤枠部分に手を当ててズームイン。デカい。>
<2021年9月23日。向かって右から3番目。デカい。>
その後、向かって右から1番目から3玉を収穫し、ストロベリーグァバ、普通のイエローストロベリーグァバと一緒に混ぜて出荷した。これが2019年から熱帯果樹栽培を初めて以来初の出荷である。ハラハラ、ドキドキ、ワクワクである。パッケージのステッカーには「ストロベリーグァバ(黄)」と書いているが、実際は混ぜこぜ。
<2021年9月23日>
翌日、店先に出されるやいなや、瞬時に売り切れたとの事(店頭価格は1パック100円)。さらに!購入されたお客様からお店に電話があり「食べたら美味しかった。もう無いのか?」と問合せまで来たそうで、無茶苦茶嬉しい。儲けたから嬉しいのではない。自分が愛情かけて作った果実をお金を払って買ってくれた人がいる事、美味しいとお言葉を頂き、また買いたいと思ってもらった事、イエローストロベリーグァバの美味しさを1人でも多くに広められた事。感無量だ。
<2021年9月25日>
ストロベリーグァバが無くなり、その後は普通のイエローストロベリーグァバとこのイエローストロベリーグァバ(ハイブリッド)を混ぜて出荷をしている。
<2021年9月26日>
<2021年9月28日>
<2021年10月1日。イエローストロベリーグァバの上に乗っている大きな3つ。>
その後、10月中旬迄に約70パックを出荷し全て即日完売した。聞いたところによると、卸している販売店の近くにあるフィットネスクラブの会員さんが帰り道に纏め買いし、帰って他の果物と一緒にジューサーでジュースにして飲んでるとの事。なるほど。そういう需要があるのか。
向かって右から1、2番目の苗には1ヶ月遅れぐらいで一斉に咲いた花々が結実した果実がまだ何十個か付いている。販売店さんには今年の分は終わりと伝えていたが、これらも一斉に色付いたら販売してもいいかな、とも思う。
<2021年10月24日>
<2021年11月20日>
<2021年12月31日>
<2022年3月21日>
<2022年4月30日>
<2022年6月12日>
<2022年7月16日>
<2022年8月12日>
向かって右から2番目の苗が枯れ込んでしまった。枯死も確認。原因は、油山農園の中の一区画(イエローストロベリーグァバ(ハイブリッド)の向かい)を養鶏場として借りているおじさんが、良かれと思って鶏糞をたんまりと根本に山なりに置いてくれてたのが、肥料過剰になり肥料あてしたからのようだ。残念だが仕方ない。養鶏場のおじさんには父から説明してもらった。
<2022年9月25日。向かって右から1番目。>
<2022年9月25日。向かって右から2番目。>
<2022年9月25日。向かって右から3番目。>
今年はカラス被害が酷い。樹上完熟してついに収穫、というタイミングでカラスが食べる。そんなんで今年は果実を販売できていない。昨年買ってくれてたお客様達が待ってるだろう。
<2022年10月9日。向かって右から3番目。>
<2022年10月10日。向かって右から1番目。>
向かって右から1番目は、新しい枝が急展開で広がっている。
<2022年11月3日>
<2022年11月27日>
<2022年12月30日>
<2023年2月27日>
<2023年3月19日>
<2023年5月7日>
<2023年6月11日>
幼果が無数に付いている。摘果をしなければ。
<2023年7月17日>
向かって右から1番目は、台風で倒れていた。
<2023年8月17日>
台風で倒れていた向かって右から1番目を起こして、主幹にしたい枝が上向きに高くなるよう固定した。
<2023年8月20日>
果皮が普通のイエローストロベリーグァバよりも大きく肥大し、ちらほら黄色く色付いてきた。特に向かって右から1番目は特大の果実を沢山付ける。
<2023年9月18日。向かって右から1番目に付いた果実。>
<2023年9月18日。向かって右から3番目に付いた果実。>
本業の会社員の仕事を終えて家に帰ると、このイエローストロベリーグァバ(ハイブリッド)と、イエローストロベリーグァバ園から普通のイエローストロベリーグァバ、それとストロベリーグァバを父が収穫してくれていた。
<2023年9月21日>
ストロベリーグァバと普通のイエローストロベリーグァバ との3種を混ぜてパック詰めし、「ストロベリーグァバ」と書いたラベルを貼った。明朝、出荷する。店頭価格は1パック200円。2021年はもう少し量も多い上に100円で設定したら即日完売で、再入荷の問合せも店先に入ったそうなので、今年は思いきって200円でやってみる。
<2023年9月21日>
またいくつか色付いている。
<2023年9月23日。向かって右から1番目。>
<2023年9月23日。向かって右から3番目。>
今度は自ら収穫し、普通のイエローストロベリーグァバとストロベリーグァバとの3種を混ぜてパック詰めし、「ストロベリーグァバ」と書いたラベルを貼った。明朝、出荷する。9月22日に出荷した4パックは即日完売した。
<2023年9月24日>
9月25日に出荷した9パックも即日完売したので、父に頼んで収穫してきてもらい、同様に普通のイエローストロベリーグァバとストロベリーグァバとの3種を混ぜてパック詰めし、「ストロベリーグァバ」と書いたラベルを貼った。明朝、出荷する。
<2023年9月26日>
9月27日に出荷した8パックも即日完売したので、また父に頼んで収穫してきてもらい、同様に普通のイエローストロベリーグァバとストロベリーグァバ(ハイブリッド)との3種を混ぜてパック詰めし、「ストロベリーグァバ」と書いたラベルを貼った。明朝、出荷する。
<2023年9月28日>
9月29日に出荷した13パックも即日完売。また父に頼んで収穫してきてもらい、同様に普通のイエローストロベリーグァバとストロベリーグァバ(ハイブリッド)との3種を混ぜてパック詰めし、「ストロベリーグァバ」と書いたラベルを貼って21パック用意した。明朝、出荷する。
<2023年10月2日>
10月3日に出荷した21パックも完売。また父に頼んで収穫してきてもらい、普通のイエローストロベリーグァバと混ぜてパック詰めし、「ストロベリーグァバ」と書いたラベルを貼って14パック用意した。明朝、出荷する。
<2023年10月4日>
10月5日に出荷した14パックも即日完売。
10月8日は、前日の深夜から雨が1日中降り続けた。水を吸い上げ過ぎて果実が1つ、また1つ、と落ちていた。落果してしまうと、落ちてすぐは見た目も触感も問題なくても、どうしても後から打痕が出てきて果実が悪くなる為、落果した果実は出荷しないようにしている。次回出荷できるのが連休明け10月10日の朝のため、直前の10月9日の夕刻に収穫したいところだが、このままボトボトと落果されては困るので、1日早いがカッパを着て雨の中収穫した。やや黄緑色のものも収穫したので大量になった。
また、落果した果実も自宅ように拾って帰った。
油山を下り自宅に帰ると従姉妹が来ていたので、落果した果実のほとんどを持ち帰ってもらった。
<2023年10月8日。3枚目の新聞紙の左側は落果した果実の従姉妹に持って帰らせた残り。右側は収穫したもの。>
翌10月9日の朝、従姉妹から美味しかったとお礼の連絡を受けた。よかった。この日は前日に収穫したイエローストロベリーグァバ(ハイブリッド)を8つパックに詰めたものと、当日に収穫したドラゴンフルーツとジャボチカバを紙袋にいれて叔母に献上した。叔母からも後日美味しかったとお礼の電話があったが、一番美味しかったのはジャボチカバだったようだ。この日の夜、翌朝に出荷するために、前日10月8日に雨の中収穫したイエローストロベリーグァバ(ハイブリッド)と普通のイエローストロベリーグァバを混ぜてパック詰めし、「ストロベリーグァバ」と書いたラベルを貼って29パック、それと小粒の普通のイエローストロベリーグァバとジャボチカバを混ぜたトロピカルフルーツアソート(こちらは店頭価格100円)を1パック用意した。明朝、出荷する。
<2023年10月9日>
10月10日に出荷した29+1パックは結局5+1パックしか売れず、24パックがお店から返品された。初めて売れ残ったというだけでなく、5+1パックしか売れなかった事も合わせてショック。
ただ、まだまだ樹に果実が付いているので落ち込んでいても前に進まないので、10月12日に父に収穫してもらった果実は①傷が多いのは除く②柔らかいのは除く③小さいのは除く、の3つの方針で選果して、収穫した果実の半分だけをパック詰めした。価格を店頭150円に落として、これまでとは店を変え、JAの直売所(道の駅のようなところ)に翌10月13日の朝、出荷する。また、今年は摘果があまく、イエローストロベリーグァバ(ハイブリッド)であってもそこまで大きくならなかったので、来年はもっとしっかり摘果して果実を大きくし、ブランド力を高めたい。
<2023年10月12日>
10月13日に出荷した9パックは店頭に出るや否や即完売したそうで嬉しい限りだ。
10月15日にまた普通のイエローストロベリーグァバと合わせて58玉収穫し、同様に①傷が多いのは除く②柔らかいのは除く③小さいのは除く、の3つの方針で選果して、36玉だけをパック詰めした。また、落果していた果実でまだ綺麗な状態のものが12玉あったのでそれも分けて持ち帰った。
<2023年10月15日。1枚目は収穫した58玉。2枚目は落果した12玉。3枚目は左が落果の12玉、真ん中がパック詰めした36玉、左が選果ではじかれた22玉。>
翌10月16日の朝、JAの直売所(道の駅のようなところ)に持ち込むとこの日閉店だった為、その前に出荷していた店に出荷したら、店頭価格200円で即日完売した。よかった。
10月18日に父に頼んで収穫してきてもらい、普通のイエローストロベリーグァバと混ぜてパック詰めし、「ストロベリーグァバ」と書いたラベルを貼って4パック用意した。明朝、JAの直売所(道の駅のようなところ)に出荷する。
<2023年10月18日>
今年の果実は全部終わってしまった。
<2023年12月10日>
<2024年2月25日>