良質で大型の苗を取扱われている優愛’s★You Asさんから2020年4月中旬に購入したイエローストロベリーグァバの苗。肥大した緑色の果実が既に沢山付いていた。
<2020年4月17日 >
<2020年4月18日 >
1つ落果していたので食べてみた。びっくりする程に美味い。なんともトロピカルな風味と甘みが癖になる。
<2020年5月10日>
しかし、この果実の美味しさが、その時にはまだまだ引き出せていなかったのを半年後に知る事になる。
この最初から付いていた果実は冬から春にかけて結実・肥大したもので小ぶりだった。第2号の苗を購入後 路地植えして肥料を与え、梅雨時に出た新たな新芽が開花・結実したら摘果して、後に残った果実が夏の日差しをたっぷり浴びて1.5倍程のサイズに肥大し、食べ応えも甘みも果汁も増し、おやつ感覚でもいで食べるとなんとも幸せな気分になる美味さ。
更に、完熟したものを持帰り2日程置くと部屋中にトロピカルな香りが漂い、触るとボトボトになっている状態で食べると、その衝撃的な美味しさは これまであらゆる熱帯果実を初めて食べた時の衝撃ベスト5に入る。これは収穫から人の口に入るまでの時間を、現代のテクノロジーを駆使して高いレベルで管理出来れば日本でも大ブーム到来になるのでは、と思う。
話は苗に戻すが、油山には大量のイノシシがいるが、彼等の習性で小さな苗木がへし折られる。このイエローストロベリーグァバ第2号もその運命を辿ったのである。果実が沢山付いていた枝を全部ボッキボキにへし折られた。
<2020年5月16日 >
腹が立ち、2020年には農園を荒らした20頭以上を食べてやった。(免許あります。)
折られた所を剪定バサミで綺麗に切って、かなりチビていたが、梅雨時になるとたわわに花芽が付いた。
<2020年6月28日>
結実したら摘果して1つあたりのパフォーマンスを上げる。
<2020年9月19日>
<2020年10月31日>
その後も年中、開花と結実を繰り返す。
<2020年11月21日>
冬場、最低気温-8度を記録したが、全く問題ない様子。熱帯果樹と雪の組合せはなかなか乙なものだ。
<2021年1月10日>
5月になり花芽を沢山付けた。
<2021年5月4日>
摘果しても200個以上果実が付いている。
<2021年7月22日>
<2021年8月6日>
<2021年8月15日>
<2021年9月25日>
<2021年10月24日>
<2021年11月20日>
<2021年12月31日>
<2022年3月21日>
<2022年4月30日>
花芽が沢山付いた。
<2022年5月8日>
<2022年6月12日>
無数の果実が付いたので摘果した。
<2022年7月16日>
果実が色付いてきている。
<2022年9月25日>
今年はカラス被害が酷い。樹上完熟してついに収穫、というタイミングでカラスが食べる。そんなんで今年は果実を販売できていない。昨年買ってくれてたお客様達が待ってるだろう。
<2022年10月10日>
<2022年11月3日>
<2022年11月27日>
<2022年12月30日>
<2023年2月27日>
<2023年3月19日>
<2023年5月7日>
<2023年6月11日>
<2023年7月17日>
<2023年8月17日>
<2023年9月24日>
父に頼んで収穫してきてもらい、ストロベリーグァバとイエローストロベリーグァバ(ハイブリッド)との3種を混ぜてパック詰めし、「ストロベリーグァバ」と書いたラベルを貼って21パック用意した。明朝、出荷する。店頭価格は1パック200円。
<2023年10月2日>
10月3日に出荷した21パックは完売。また父に頼んで収穫してきてもらい、イエローストロベリーグァバ(ハイブリッド)と混ぜてパック詰めし、「ストロベリーグァバ」と書いたラベルを貼って14パック用意した。明朝、出荷する。
<2023年10月4日>
10月5日に出荷した14パックも即日完売。
10月8日は、前日の深夜から雨が1日中降り続けた。水を吸い上げ過ぎて果実が1つ、また1つ、と落ちていた。落果してしまうと、落ちてすぐは見た目も触感も問題なくても、どうしても後から打痕が出てきて果実が悪くなる為、落果した果実は出荷しないようにしている。次回出荷できるのが連休明け10月10日の朝のため、直前の10月9日の夕刻に収穫したいところだが、このままボトボトと落果されては困るので、1日早いがカッパを着て雨の中収穫した。やや黄緑色のものも収穫したので大量になった。
また、落果した果実も自宅ように拾って帰った。
油山を下り自宅に帰ると従姉妹が来ていたので、落果した果実のほとんどを持ち帰ってもらった。
<2023年10月8日。2枚目の新聞紙の左側は落果した果実の従姉妹に持って帰らせた残り。右側は収穫したもの。>
翌10月9日の朝、従姉妹から美味しかったとお礼の連絡を受けた。よかった。この日の夜、翌朝に出荷するために、前日10月8日に雨の中収穫した普通のイエローストロベリーグァバとイエローストロベリーグァバ(ハイブリッド)を混ぜてパック詰めし、「ストロベリーグァバ」と書いたラベルを貼って29パック、それと小粒の普通のイエローストロベリーグァバとジャボチカバを混ぜたトロピカルフルーツアソート(こちらは店頭価格100円)を1パック用意した。明朝、出荷する。
<2023年10月9日>
10月10日に出荷した29+1パックは結局5+1パックしか売れず、24パックがお店から返品された。初めて売れ残ったというだけでなく、5+1パックしか売れなかった事も合わせてショック。
ただ、まだまだ樹に果実が付いているので落ち込んでいても前に進まないので、10月12日に父に収穫してもらった果実は①傷が多いのは除く②柔らかいのは除く③小さいのは除く、の3つの方針で選果して、収穫した果実の半分だけをパック詰めした。価格を店頭150円に落として、これまでとは店を変え、JAの直売所(道の駅のようなところ)に翌10月13日の朝、出荷する。来年はもっとしっかり摘果して果実を大きくし、ブランド力を高めたい。
<2023年10月12日>
10月13日に出荷した9パックは店頭に出るや否や即完売したそうで嬉しい限りだ。
10月15日にまた普通のイエローストロベリーグァバと合わせて58玉収穫し、同様に①傷が多いのは除く②柔らかいのは除く③小さいのは除く、の3つの方針で選果して、36玉だけをパック詰めした。また、落果していた果実でまだ綺麗な状態のものが12玉あったのでそれも分けて持ち帰った。
<2023年10月15日。1枚目は収穫した58玉。2枚目は落果した12玉。3枚目は左が落果の12玉、真ん中がパック詰めした36玉、左が選果ではじかれた22玉。>
翌10月16日の朝、JAの直売所(道の駅のようなところ)に持ち込むとこの日閉店だった為、その前に出荷していた店に出荷したら、店頭価格200円で即日完売した。よかった。
10月18日に父に頼んで収穫してきてもらい、イエローストロベリーグァバ(ハイブリッド)と混ぜてパック詰めし、「ストロベリーグァバ」と書いたラベルを貼って4パック用意した。明朝、JAの直売所(道の駅のようなところ)に出荷する。
<2023年10月18日>
10月19日に出荷した4パックも即完売したそうだ。
10月27日に第2号と第3号から収穫した。第3号と混ぜてパック詰めし、「ストロベリーグァバ」と書いたラベルを貼って4パック用意した。明朝、JAの直売所(道の駅のようなところ)に出荷する。
<2023年10月27日>
翌日、JAの直売所(道の駅のようなところ)に持ち込んでくれた父から売り場での様子の画像が届いた。なんと!「ストロベリーグァバ」と書いたラベルを貼った上からバーコード付きのお店のラベルが貼ってあるではないか。今後、JAの直売所(道の駅のようなところ)で売る際にはラベルは貼らないようにしよう。また、ラベルには小さく「有機栽培•無農薬」と書いてあったが、これもダメだそうだ。無農薬かどうかは自己申告制ではなく、JAの職員が農園の土壌検査に来て、農薬が使われていない事が確認できれば、お店のバーコード付きのラベルに無農薬と記載してくれるそうだ。来年は土壌検査に来てもらおう。
<2023年10月28日>
10月28日に出荷した4パックは即日完売したそうだ。
10月31日に父にお願いし収穫してきてもらった。一緒に収穫してきてもらったジャボチカバと、何日か前に収穫して追熟させていたナランジラを一緒にカップ型の容器に入れて「トロピカルフルーツ3種のアソート」を作った。店頭200円で販売しよう。明日、出荷する。
<2023年10月31日。2枚目と3枚目の画像は「トロピカルフルーツ3種のアソート」の裏/表。>
11月1日に出荷した1パックと、3種のアソートは即日完売した。
11月5日には、父が農園で開催するイベントで大勢の小学生が来ていた。父が子供達に「そこら辺になっている黄色い実は食べていいぞ」と言っているのが聞こえ、嫌な予感がした。子供達が去った後、イエローストロベリーグァバを植えている一帯に行くと案の定、目の前に惨劇が広がっていた。歯形が付いただけ、もしくは歯型さえ付いていない状態で沢山のイエローストロベリーグァバが地面に投げ捨てられていた。子供というものは、①食べて好きかどうかも判断しない内に無駄に早いもん勝ち精神でまずは手に入れたがる。②食べ慣れてない味を「嫌い」と判断する。③大事に栽培している人の気なんて全く関心なし。④レクリエーションで気分も高揚し配慮ゼロでやりたい放題やる。といったもんで、結果、一口噛んで、知らない味にうぇっ、となって、手に握りしめていた他の果実も全部投げ捨てるのである。以前も父が同様に、農園に来た子供達に食べていい、と言って子供達にイエローストロベリーグァバが、散々邪険に扱われたことがあったので、嫌な予感がしていたのだ。大体、父は、ひと(他人)のもんと思ってなんて事いうんや、と言いたい。「その辺になっているイチジク食べていいぞ。まだ青いやつもちぎり放題ちぎってあとで食べてみなさい。」と子供達に言ってやりたいもんだ。後で、父にちゃんと文句言った。「大人ならいい。ちゃんと食べてくれる。でも子供に言うのは辞めて。どうせ食べずに投げ捨てるんだから。」と。「わかった。」と言っていた。
その日、樹に残っていたわずかなイエローストロベリーグァバを収穫した。家で選果したら1パックしかできなかった。翌日、出荷する。
<2023年11月5日>
11月12日に油山農園で収穫をした。この第2号と、第1号、第3号から収穫したが、1つを除いて全部雨で果実が裂果していて、出荷できない。裂果していない1つと、同じ日に収穫したピタンガカワハラブラックを1つのパックに詰め、店頭価格100円で設定し、明日出荷する。
<2023年11月12日>
今年は、あと2つ付いている果実で終わりのようだ。
<2023年11月26日>
2つ付いていた果実が見当たらなかった。寒さで落果したのかもしれない。これで今年の果実は全部終わってしまった。
<2023年12月10日>
<2024年2月25日>