ビバ熱帯果実 in 油山

2019年春から福岡 油山で熱帯果実を栽培

アメイシャ ( ピーナッツバターフルーツ )第3号

 

2019年7月にヤフオク!で購入したアメイシャの苗。

これが第1号から続くアメイシャ苗の購入ストーリー極め付けの最終弾。なんと!この破格サイズの苗が4,000円。ん〜。ほろ苦いストーリーになった。

この破格サイズだが、花芽は付かなかった。来年に期待。

アメイシャ ピーナッツバターフルーツ<2019年9月21日>

冬に入り葉が全部落ちたが1月になると新芽が出てきた。
アメイシャ ピーナッツバターフルーツ<2020年1月13日>

アメイシャ ピーナッツバターフルーツ<2020年2月1日>

剪定をした。広がった枝が無くなり少し寂しいが、今年の夏の成長に期待。
アメイシャ ピーナッツバターフルーツアメイシャ ピーナッツバターフルーツ<2020年3月22日>

アメイシャ ピーナッツバターフルーツ<2020年4月5日>

アメイシャ ピーナッツバターフルーツ<2020年6月7日>

アメイシャ ピーナッツバターフルーツ<2020年8月23日>

アメイシャ ピーナッツバターフルーツ<2020年9月20日>

アメイシャ ピーナッツバターフルーツ<2020年11月22日>

メルカリでアメイシャの果実を購入した。

到着時点で塾し過ぎて潰れているもの、赤い食べ頃のもの、オレンジ色、緑色でまだ硬いものなどが入っていたので、赤い食べ頃のものとまだのものに分けた。

アメイシャ ピーナッツバターフルーツ
アメイシャ ピーナッツバターフルーツ<2020年12月12日>

初めて食べる。

少し前に「ピーナッツバターフルーツというが全然ピーナッツバターの味ではない」という非常に残念な情報を耳にしていたため、3本も苗を栽培していた私は肩を落としていた。手元に届くと、思っていたより果実が大きい。親指の第1関節迄ぐらいのサイズ感だ。

まずは熟し過ぎて潰れているものから食べる。

干し柿の味だ。ねっとりした食感含めそれ以外の何物でもない。目隠しして干し柿と食べ当てクイズしても多分当たらない程にまんま干し柿だ。

次に、潰れてはいないが赤く熟して柔らかくなっているものを食べた。少し酸味があり、ムカゴもしくは茹でピーナッツの味がする。

最後に、赤くなってはいるものの まだ若干弾力が残っているものを食べた。物足りない栗のような味だった。

総じていうと、不味いわけではないが簡単に手に入る干し柿を食べれば良い、となる。ピーナッツバターフルーツの名に対しては、ピーナッツバターではないが 茹でピーナッツの味もするので、セーフか?

この後、驚きの現象が起こる。

翌朝になり、昨夜にはまだオレンジ色、緑色だったものを見るとほぼ全部が食べ頃になっているではないか!

アメイシャ ピーナッツバターフルーツ<2020年12月13日>

なんか、もう既に飽きてしまっていて気が乗らないが食べ頃のものを全部食べたら、下の写真の分だけが残った。
アメイシャ ピーナッツバターフルーツ<2020年12月13日>

そして案の定、翌朝にはそれも全て食べ頃になったのである。

アメイシャ ピーナッツバターフルーツ<2020年12月14日>

これで分かった事は、流通には到底向かないという事。売り場に並ぶ頃には潰れてしまうだろう。良くてせいぜい道の駅等での直売だ。

さて、驚く程に美味しいものしか栽培に興味がない私としてはアメイシャの苗達はどなたかにお譲りしようかと考えたが、この話を若手の同士にすると彼は、「完熟したものを木からもいで食べたら非常に美味しく、HARIBOのような味だった」と言うではないか。確かにこれまでの経験で樹上完熟がいかに重要かを思い知らされてきた。私が今回食べたものはまだまだ緑色で硬いものを収穫し、少なくともそれから3日は経って熟している。これで判断するのは確かに良くない。という事で樹上完熟した果実を食べるまで栽培を続けてみる。

 

京都府立植物園でアメイシャの大きな樹を見た。

アメイシャ ピーナッツバターフルーツ<2020年12月26日>

 

さてアメイシャ第3号の話に戻る。昨年の冬は葉が全部落ちてしまったが、今年は寒さが厳しくハウス内の最低温度が昨年より約7度低いのに葉が落ちなかったし、青々としている。環境に慣れて耐寒性が上がってきているのか。

アメイシャ ピーナッツバターフルーツ<2021年1月11日>

アメイシャ ピーナッツバターフルーツ<2021年2月22日>

アメイシャ ピーナッツバターフルーツ<2021年5月3日>

アメイシャ第1号に遅れる事1ヶ月半、ついにこのアメイシャ第3号にも花芽が付いた。

アメイシャ ピーナッツバターフルーツ<2021年7月8日>

アメイシャが伸びすぎて通路にアーチができた。邪魔なので剪定したいが、画面左端の赤枠のところを拡大するとこのように花芽がいくつか付いていたのでそのままにした。

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f:id:sato_meats_sato:20210726114643j:image<2021年7月24日>

f:id:sato_meats_sato:20210814012816j:image<2021年8月9日>

f:id:sato_meats_sato:20210816013732j:image<2021年8月15日>

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f:id:sato_meats_sato:20211002153034j:image<2021年9月23日>

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f:id:sato_meats_sato:20211002153112j:image<2021年9月25日>

果実が肥大し色付いてきた。驚く事に2020年12月に食べたものよりも1.5倍大きい。アメイシャの中でも品種が違うのかもしれない。

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f:id:sato_meats_sato:20211026142514j:image<2021年10月24日>

f:id:sato_meats_sato:20211105093651j:image<2021年11月5日>

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f:id:sato_meats_sato:20211121214237j:image<2021年11月20日>

5つ収穫し食べてみた。ついに樹上完熟の果実の初実食である。美味しい。しかし驚く程に美味しいというわけではない。若手の同士が言う「HARIBOのような味」は分からなかった。やはり干柿の味だ。ただ、最後に若干の酸味が爽やかさを口に残す。総じて言えばやはり残念、期待外れ。

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f:id:sato_meats_sato:20211124212527j:image<2021年11月23日>

f:id:sato_meats_sato:20220105150800j:image<2022年1月3日>

f:id:sato_meats_sato:20220323090602j:image<2022年3月20日>

f:id:sato_meats_sato:20220505225257j:image<2022年5月5日>

f:id:sato_meats_sato:20220616010827j:image<2022年6月13日>

すぐ通路側に伸びて邪魔なので強剪定した。

f:id:sato_meats_sato:20220721161113j:image<2022年7月18日>

f:id:sato_meats_sato:20220817220632j:image<2022年8月16日>

f:id:sato_meats_sato:20220927092223j:image<2022年9月25日>

沢山結実した。

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f:id:sato_meats_sato:20221011204026j:image<2022年10月10日>

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f:id:sato_meats_sato:20221108130115j:image<2022年11月6日>

f:id:sato_meats_sato:20221204115253j:image<2022年11月27日>

f:id:sato_meats_sato:20221230141429j:image<2022年12月30日>

f:id:sato_meats_sato:20230303051513j:image<2023年2月26日>

f:id:sato_meats_sato:20230320124051j:image<2023年3月19日>

いくつか花芽が付いた。

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f:id:sato_meats_sato:20230506233544j:image<2023年5月6日>

f:id:sato_meats_sato:20230614222741j:image<2023年6月11日>

沢山結実したようだ。

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f:id:sato_meats_sato:20230718131237j:image<2023年7月17日>

大量の果実が熟してきている。しかも果実のサイズがかなり大きい。枝葉がうっそうと茂っていたので剪定していたら誤って果実が沢山付いている枝を切ってしまった。その中の1つの果実は既に完熟していたので母に食べさせ、それ以外は枝ごと自宅で花瓶にさした。母は美味しい、と喜んだ。

f:id:sato_meats_sato:20230818005130j:image<2023年8月16日>

翌日、また1つ完熟したので母に食べさせるために持ち帰った。

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f:id:sato_meats_sato:20230818005345j:image<2023年8月17日>

8月21日にこの第3号と第1号の果実を完熟手前で父に収穫してもらった。

f:id:sato_meats_sato:20230911213606j:image<2023年8月21日>

それを1パック約7個入りで店頭価格200円で翌8月22日に出荷したら即日に完売した。これが2019年から熱帯果樹栽培を初めて以来、ストロベリーグァバ&イエローストロベリーグァバ、ジャボチカバに次いで3つ目の出荷となった。

f:id:sato_meats_sato:20231015033540j:image<2023年10月9日>

f:id:sato_meats_sato:20240311080508j:image<2024年2月25日>