ビバ熱帯果実 in 油山

2019年春から福岡 油山で熱帯果実を栽培

ブア バドゥン

 

World Plants Marketさんから2021年8月中旬に購入したブア バドゥンの苗。

ブア バドゥン<2021年8月21日>

こちらはバリ島南部バドゥン(Badung)県のブア(Buah=果実)という非常にファジーなネーミングだが、学名もなくGarcinia sp. =フクギ属の一種、としてWorld Plants Marketさんでは扱われている。なんてマニアックな領域!

やはりこのパイプが凄い。バリ島南部のバドゥン県なんて、言わば発展途上国のど田舎であり、そこでこれをキチンと品種分けして種を採取したものを仕入れて発芽させているのだろうが、仕入元が余程信用できる相手でないとこのビジネスは成り立たない。ある意味、たとえ私がバドゥン県に行っても、これがブア バドゥンの種だ、と確証を持って手に入れるのは難しいだろう。ここがWorld Plants Marketさんのブラックボックスであり、そこに敬意を表し恩恵にあやかっている。ありがたや!

ちなみに馬刺しも同じである。熊本に行けば美味い馬刺しが食べれるかと言えばそうではない。福岡の大橋駅近くにある「焼きとり82(ハツ)」で食べる馬刺しは絶品だが、同じクオリティの馬刺しを熊本で食べた事がないし、熊本の馬刺し店でいくらお金を出して買っても同等の満足感を得られるものは手に入らない。

もちろん基礎体力でいえば熊本の馬刺しの美味さレベルは日本一だろう。その辺のスーパーでも他県では滅多に食べれない美味しさの馬刺しが安く買える。熊本の宿に泊まる時は、必ず近くのスーパー等で晩酌用の馬刺しを買う。

しかし、え!?なんじゃこりゃ~?!とそれまでの人生で滅多にない驚きの美味しさとなると、提供者が持つ仕入れのパイプが非常に重要になるのだ。

つまり、バリに行けばその辺の路面店でもマンゴーやリュウガン、ドラゴンフルーツ等、日本では滅多に食べれない熱帯果実の美味しいものを安く大量に買えるかもしれないが、ブア バドゥンの種が欲しいと探しても手に入らないだろうという事だ。くどい説明になってしまったが。

ブア バドゥンの苗の話に戻すが、やや日照不足気味なので、最初は半日陰に置いて慣らす。

ブア バドゥン<2021年9月6日>

ブア バドゥン<2021年10月1日>

ブア バドゥン<2021年12月1日>

ブア バドゥン<2021年12月19日>

ブア バドゥン<2022022年1月14日>

ブア バドゥン<2022年1月29日>

ブア バドゥン<2022年3月26日>

ブア バドゥン<2022年4月17日>

ブア バドゥン<2022年6月21日>

ブア バドゥン<2022年6月30日>

だんだん、細長い葉になってきている。

ブア バドゥン<2022年7月15日>

ブアバドゥン<2022年7月27日>

ブア バドゥン<2022年8月16日>

ブア バドゥン
ブアバドゥン<2022年9月25日>

ブア バドゥン<2022年10月10日>

ブア バドゥン<2022年11月6日>

ブア バドゥン<2022年11月28日>

土が乾いていたので水をあげると、それから1時間以内に葉を全部落としてしまった。厳しい状況になってしまったので、プライネア リンパトで効果を発揮している苗帽子を被せる。

ブア バドゥン<2022年12月30日>

やはりハウス内でも地面の方が温度が低い為、少しでも暖かくなるよう、窓際にコンテナを高く積み重ねて、そこに置いて苗帽子を被せた。コンテナの底面積が狭いのでブルネイチェリーと合せて1つの苗帽子にいれた。

ブア バドゥン
ブア バドゥン<2023年1月3日>

10年に1度の大寒波と言われる寒波でその後、枯れ込んでしまった。もうダメっぽいが様子を見る。

ブア バドゥン<2023年2月26日>

ブア バドゥン<2023年3月19日>

残念。枯死を確認。

ブア バドゥン
ブア バドゥン<2023年5月2日>