2024年8月中旬にヤフオク! にて購入したサーフバナナ ( サップバナナ )の苗。
サーフバナナは主にベトナム南部、特にベンチェ県で栽培されており、緩い腐植質に富んだ土壌、沖積土壌、乾燥した池の泥などで栽培するのが最適で、約8か月で高さ5m迄なり花芽が出てくる。
果実は短小でコロッとしているが、わずかに角がある形をしている。生食も可能ではあるが、サーフバナナの美味しさを最大限に引出すには、茹でたり、焼いたり、スパイスで味付けして揚げたり、ココナッツミルクで煮たり、豚バラ肉と一緒に調理したりと、加工が必要である。
きつね色になるまで茹でるとバナナの真ん中に蜂蜜のような小さなスルーパスというか、蜜の芯のようなものができ、濃厚な甘みがある。柔らかさの中にシャキシャキとした弾力のある歯応えがあり、独特の香りも相まって完成された美味しさに、「茹でサーフバナナを一度食べたら決して忘れられない」と言われ、多くの人に愛されている。
耐寒性が高いといわれている為、届いた苗は露路植えしたが、冬までに子株が出なかったら一旦鉢に植替えてハウス内で越冬させ、来春にまた露路植えしよう。
<2024年8月25日。苗が届いた時の様子、露地植えした後の様子、の順に。>
<2024年11月4日>