2023年6月末にヤフオク! にて購入したトゲバンレイシの実生10年生以上苗。第7号を取木した親株、もしくはその同期株で結実実績あり、という事で第7号と同じ方から購入した。
<2023年7月15日>
到着時は大きなツボミとそこそこ大きめのツボミの2つが付いていたが、大きなツボミは落ちてしまい、そこそこ大きめのツボミだけが幹から出ている。
<2023年7月15日>
また新たに1つ、ツボミになりそうなものが枝から出てこようとしている。
<2023年7月15日>
7月30日に、毎日油山農園で果樹栽培している父から画像が届いた。花が咲き、メシベが残っているそうだが、人工授粉していないので結実している望みは薄い。下の方に新しいツボミが肥大してきている。
<2023年7月30日>
やはり結実はしてなかった。
<2023年8月17日>
新しいツボミがかなり大きく肥大した。
<2023年9月3日。>
開花していた。採取して冷蔵庫の野菜室で保存しておいたレッドアテスの花粉を耳かきの後ろの綿毛に絡ませ、花弁をむしってつけようとしたら、花弁と一緒にトゲバンレイシの花のオシベがホロホロと崩れ落ちた。どうやら1日遅かったようだ。しかし、とりあえずレッドアテスの花粉をメシベに付けた。
そして、7月末に花が咲いた跡の幹からまた新しい花芽が出てきた。
<2023年9月9日>
やはり授粉が1日遅かったようで、すでに黒ずんでしまった。残念。
<2023年9月10日>
購入した際、苗のサイズが規格外で輸送業者が取扱えない、という事で幹の上の方を切り戻して送って頂いたのだが、その切り口から雑菌が入ったようで、上から20センチほどまで幹の半面側が枯れ込み、更にその下の枝まで枯れた。枯れ込みを食い止める為に、幹が枯れてない枝の分岐点で切り落とした。枝の分岐点スレスレで幹が残らない位置から斜め下に傾斜をつけて切った。切った後は切り口をぐるりと剪定バサミで縁取りをし、そこに「トップジンMペースト」を塗った。これは父の教えだ。また、本当ならその下の枯れた枝の付け根より下にある枝の分岐点で幹を切るべきだが、それだとかなりチビてしまうので、一旦この位置で切って様子を見る。ついでにその枯れた枝の付け根にも塗った。
<2023年9月18日。枝側を上に、 枝の分岐点スレスレから斜め下に切り落とす。>
<2023年9月18日。縁取りをしてトップジンMペーストを塗る。すぐ左下に枯れた枝の付け根も見えている。こちらにもトップジンMペーストを塗った。>
9月9日に幹からツボミが出ているのを見つけたが、それより少し大きなツボミが枝葉の先に付いているのを見つけた。
<2023年9月18日>
<2023年10月9日>
<2023年10月22日>
11月4日に久しぶりに京都府立植物園の温室を見てきた。トゲバンレイシの立派な果実がいくつか付いていたが、それと同時に大量の花芽と花殻が付いていた。自然受粉ではなかなか結実しないというのが分かる。恐らく100分の1ぐらいなのではないだろうか。
<2023年11月4日>
翌11月5日に油山農園に行くと、9月18日に見つけたツボミが開花して既に花弁が落ちていた。流石に自然受粉してくれないだろうな、、、
<2023年11月5日>
1週間後に見ると、枯れたオシベの隙間から見えているメシベの色が黒ずんでいない。よく確認するためにオシベを落としてみるとメシベが驚くほど綺麗だ。これはもしかすると結実しているのかもしれない。
<2023年11月11日>
どうやら受粉できているようだ。
<2023年11月18日>
<2023年11月25日>
<2023年11月26日>
寒すぎたのだろう、肥大してくれなかった。
<2023年12月3日>
寒くなり過ぎたのか、幹から出ていたツボミが落ちてしまっていた。
<2023年12月10日>
<2023年12月30日>
<2024年1月14日>
<2024年2月4日>
<2024年2月24日>
枯れ込んだ枝を剪定したら寂しい感じになった。
<2024年3月3日>
新芽が沢山出てきた。
<2024年3月23日>
葉が展開した。
<2024年5月3日>