2020年2月中旬にヤフオク! にて購入したチャンドラポメロの苗。
輸送中に果実が落果したようで、一つ梱包箱の中に落ちていた。
ポメロはベトナムでよく食べた。
既に剥かれたたものがトレーに盛ってあり、ラップされた状態で至る所で売られている。
ホーチミンの空港のカフェテリアにもあった記憶だ。大抵は若い女の子が店内の一席で椅子にかけてTシャツに短パンで脚を組んで剥いている。
そのせいか、若い女の子に剥いて貰ったポメロを食べたい、という妙にパッケージ化された欲求が脳に焼きついてしまったようだ。
話はチャンドラポメロ第1号に戻すが、梱包箱の中に落ちていた果実を切って食べると、なんとも美味しい。品の良い食味だ。柑橘類では晩白柚が一番好きだったが、チャンドラポメロの方が味が良いと感じた。難点は種が中央の軸周辺にびっしりと隙間なく付いているため、可食部が晩白柚よりも少なく、やや剥きにくいところか。これも、誰かに剥いてもらえば解決するのだか、自分で栽培・収穫した果実をそんな贅沢なシチュエーションで食べる事は無いか。
耐寒性が高いので路地植えしたが、早速その春に花を付け、1つだけ結実した。
<2020年8月2日>
<2020年11月22日>
一般的な収穫時期は3月のようだが、カラスに狙われているため、2月末に収穫した。
<2021年2月20日>
やはり種は多いが、非常に味が良い。
来年はもう少し収量を増やしたい。
花芽が沢山付いた。
<2021年5月2日>
残念ながら今年は1つも結実しなかった。
<2021年7月22日>
<2021年8月6日>
<2021年8月15日>
<2021年9月18日>
<2021年10月22日>
すす病で真っ黒になっていたのでよく見ると、物凄く気持ち悪いカイガラムシが大量に付いていた。ハウス内に蔓延っているカイガラムシ達に比べデカいし形がシンプルではない。オレンジ色も付いている。これは気持ち悪過ぎて指で潰したくない感じだ。何か対策をせねば。
<2021年11月23日>
イセリアカイガラムシという名前のようだ。
寒くなってもチャンドラポメロ第1号で食事会を楽しんでいる。幹や枝、葉裏にびっしり付いていた。
マシン油乳剤を吹きかけたが成果を待ちきれず、その3日後にはデカい奴らはチャッカマンで火炙りの刑に処し、小さめの奴らはブラシでこさいで潰しまくった。合わせてすす病の葉もブラシで擦って黒ずみを落とした。
<2022年1月3日>
カイガラムシも退散し、新葉が出て綺麗になった。
<2022年4月30日>
<2022年6月12日>
今年は花芽を付けなかった。樹を大きくする事に専念させよ、と言っているのか。来年を楽しみにしよう。
<2022年7月17日>
<2022年8月15日>
<2022年9月25日>
<2022年10月8日>
<2022年11月6日>
<2022年11月28日>
<2022年12月29日>
<2023年2月27日>
<2023年3月19日>
<2023年5月7日>
いつのまにか果実が5つ付いていた。
<2023年6月11日>
3つ付いていた箇所から一番大きいものを1つ残し、2つ付いていた箇所からも一番大きいものを1つ残すよう6月に摘果していたので、残した2つの果実はしっかりと肥大している。
<2023年7月17日>
<2023年8月20日>
<2023年9月24日>
<2023年10月9日>
家事が色付いた。1つはまだ尻がやや緑色だったが、もう1つは完全に黄色くなっていたので、その日手伝いに来てくれていた友人に収穫させ、持ち帰らせた。
<2023年12月17日。2枚目は友人の手の上。>
<2023年12月29日>
12月31日に甥っ子達が油山農園を訪問したので、樹に付いていた残り1個はまだやや緑色だったが収穫体験させた。
<2023年12月31日>
翌日2024年1月1日に、おせちの後の食後のデザートに皮を包丁で削ぎ落として半分に切って剥いて甥っ子達に食べさせた。グレープフルーツのような苦味もなく、酸味も穏やかで甘くて美味しい、と言っていた。よかった。
<2024年1月1日>
<2024年2月4日>
<2024年2月25日>
支柱を立てて紐で引っ張って枝を広げた。
<2024年3月2日>